第14話 平和の杖~パシフィック・ワンド~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「次に左の外ポケットを確認してください」
ポケットを確認するとまたしてもトランプのカードが・・・。
「では最後に・・・ズボンの後ろポケットをご確認ください」
確認するとまたまたトランプカードが・・・。
「では!皆さんにポケットから出てきたカードをお見せ下さい!」
男性が周囲に見せると『ハートのA』『スペードの2』『ダイヤの3』だった。
またまた歓声が上がる。
「こりゃあ見事なもんだぜ!!」
「どうなっておるんじゃろうか?」
拍手をしているポルナレフとジョセフ。
「いえいえ、これはまだ序の口です。お次のマジックは・・・どなたかコインを貸していただけますか?」
すると花をもらった女の子がコインを渡す。
「ありがとう、お嬢さん。ではこのコイン・・・・ご覧の通り、1枚です。
でもこうしてハンカチに包み、振ると・・・・」
ハンカチに借りたコインを包み、4端を摘んで振るった。
するとチャリ、チャリ・・・コインが擦れる音がする。
「あらあら、不思議・・・」
チャリ、チャリチャリ・・・チャリリッ・・・
チャリーンッ――――
ハンカチの中からコインが落ちる、しかしハンカチの中ではまだコインの擦れる音が・・・。
「では、お嬢ちゃん。このハンカチを開けてみるから落とさないように両手で受け止めて頂戴ね?」
「うん」
ハンカチの下に両手を添える女の子、そして女性が端を放すと・・・。
チャリチャリチャリチャリッ――――
「うわああぁぁ!!?」
女の子の掌にはハンカチに包まれた大量のコインが現れた。
「これはびっくり!1枚のコインがこんなに!これぞマジック!!
ではお嬢ちゃん、これはあなたの分。マジックを手伝ってくれたお礼よ。
そしてこれは同じくご協力くださったあの紳士へ渡してちょうだい」
コインを半分に分けて女の子に渡して、残りのコインを渡すように言った。
「では最後のマジックです!今までは物を増やしてご覧にいれましたが、今度は人を皆様の前で消してご覧に入れます!」
「ほう、今度は人体消滅マジックか・・・」
「では、今度は誰に・・・あ!そこのあなた!」
そこで指名されたのが里美だった。
「え?私?」
「はい、あなたです。どうぞ、こちらへ」
女性が近づいてきて手を伸ばす。
「すげーじゃねーか!行って来いよ!」
「そうだよ、お姉ちゃん!貴重な体験だよ!!」
ポルナレフやアンにもそう言われ、ジョセフや承太郎も「行ってこい」と頷く。
「じゃあ・・・」
手を取って女性に付いていく里美。
「お嬢さん、お名前は?」
「里美です・・////」
「ありがとう!
では次にご協力いただくのはこのチャーミングな女性・里美さんです!
では、皆様の前でこの里美さんを消してご覧にいれます!
ですが、今回はちょっと変わった趣向をお目に掛けます、私も一緒に彼女と消えましょう」
どよめきが周囲から上がる。
「では、参ります。私と彼女がこの持ち上げるカーテンに入ります。
そうしましたら私の合図の後、皆様『3』からカウントダウンをお願いいたします」
2人がカーテンに入り、端を掴んで頭の上まで上げる。
「では、皆様!カウントをお願いいたします!」
『3!』
『2!』
『1!』
ボオォッ
するとカーテンが一気に燃えた。
「「「「!?」」」」
しかし燃え上がった炎はすぐに収まり、2人は・・・・消えた。