第11話 皇帝と吊られた男~エンペラーとハングドマン~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「甘く見たな、ポルナレフ!やはり、てめーの負けだッ!」
スタンドのハジキを出し弾丸を発射させるホル・ホース。
「シルバー・チャリオッツ!」
チャリオッツは甲冑を脱ぎ捨て、身軽の状態で弾丸を剣で叩き落そうとする。
しかし―――・・・
弾丸はチャリオッツの剣を避け、ポルナレフへ向かってくる。
「なっ、何ィィ!?軌道が!!」
「フフフ、弾丸だってスタンドなんだぜ。俺をナメきってそこんとこを予想しなかったあんさんの命取りなのさあ――!!」
「っ!!」
避けようにももう弾丸は目の前、ポルナレフは動けない。
万事休すかと思った時だった。
「ポルナレフ!」
――――――――
「アヴドゥルさん!アヴドゥルさーん!!」
その頃、ジョセフや承太郎たちはポルナレフを気にかけ、1人で探しに出たアヴドゥルを探していた。
里美もアヴドゥルを探すため町中を駆け回っていた。
「はぁ・・はぁ・・、アヴドゥルさん、一体どこへ・・・?」
その時だった、銃声のようなものが聞こえたのは・・・。
「!?」
音の方向へ走っていくと見知った声が聞こえてくる。
「ポルナレフ!」
―――――――――
「ア・・アヴドゥル!?」
アヴドゥルが来てくれたおかげでポルナレフは間一髪で弾丸を避けることが出来た。
「心配して来てみりゃ言ったことじゃあない!うぬぼれが過ぎるぞ、ポルナレフ!
相手はお前を知り尽くしているんだぞ!
お前は1人で生きてきたと言ったが、これからはお前1人では勝てんぞ!!」
そら見たことかと説教をし始めるアヴドゥル。
「し、心配だと?この野郎~~、まだ説教にやってきたのかッ!」
説教されても仕方がないのにも関わらず。悪態をつくポルナレフ。
「とんだところで邪魔がはいったか・・・」
「アヴドゥルさん!・・・とポルナレフ!?」
「里美!お前まで!?」
「あいつが高瀬静亜」
偶然にも現れた里美を見てホル・ホースは目の色を変えた。
「やべぇ・・・・、聞いていた以上の美人じゃねえか!!////」
「は?!」
「逃げろ!こいつはDIOの仲間だ!もう1人いる、そいつが俺の妹の仇だ!」
「え?でも・・・」
周りを見渡してもそれらしい男は見えない。
「いいから逃げろ!承太郎たちを呼んで来い!!」
「ダメ!私も戦う!」
「何言ってやがる!」
「空条くんたちは今、私と同じようにアヴドゥルさんを探して街中を駆け回ってるの!
私が探しに行ったらそれこそ時間がかかる、ここで一緒に戦う!」
「ほう、ってことは見つかるのも時間の問題ってわけだな。わんさか来られても面倒だ。
少ないうちに片付けるとしようか」
「気を付けろポルナレフ!弾丸が戻ってくるぞ!!」
そこへ避けた弾丸がぐるっと方向を変えてポルナレフへ返ってくる。
「焼き尽くしてやる!マジシャンズ・レッド!!」
スタンドを出したアヴドゥルが構える。
「里美!」
「花京院くん!」
「見つかったのかい?」
「うん、アヴドゥルがこっちに!ポルナレフも一緒で・・・・」
後ろから花京院がやってくる、そして戦闘をしているアヴドゥルとポルナレフを見る。