杜王町編・第13話 シアーハートアタック
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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『おおおおおおおォォォッ!!オラオラオラオラオラオラオラオラッオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!オラアッ!!』
十数発の連打の後、床に向かって殴り飛ばすスター・プラチナ、そこで時が動き始める。
「ハッ!やっ・・・やったッ!時を止めたんですねッ!これなら触れても爆破されないッ!!」
一方、吉良は外の建物の陰から『靴のムカデ屋』の様子を窺っていた。
「この吉良吉影の正体を探りまわっている者・・・・必ず、爆死させる。
シアーハートアタックは、狙った獲物は必ず仕留める」
吉良の左手には痣があるがダメージはほとんどないようだ、その証拠に・・・。
ドギュ―――ウゥン!!
「!」
「「・・・・」」
爆弾スタンドは破損こそはしているものの叩きつけられた床穴から飛び出し周囲を走りまわる。
「ば、馬鹿なッ!『星の白金(スター・プラチナ)』のパワーで破壊されないッ!そんなに硬いスタンドがいるなんてッ!」
「康一くん、下がって」
康一の肩を掴んで後ろに下がらせると里美がアイス・フェアリーを出現させる。
「『氷の狙撃(アイス・ショット)』!!」
ゴゴゴゴゴゴゴッ―――――バキャッゴギャッ!!
氷の飛礫が当たり、壁に撃ちつけられる爆弾スタンド。
「承太郎!」
「おう!」
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!』
撃ちつけた後、追撃のラッシュが加えられる。
しかし、2人の攻撃も虚しくまだスタンドは動き続ける。
「そ、そんなあぁ――――――ッ!!2人のスタンドの攻撃を受けても全然元気だッ!!突っ込んで来るスピードが落ちないッ!!」
「「・・・・」」
その時、承太郎の拳が康一に見えた。
皮が裂けて、血が軽く噴き出している。つまりそれほど激しい攻撃をしているにも関わらず、アイツへのダメージが少量なのだ。
「じょ、承太郎さん・・・そんなになるまで叩き込んでいるのにヤツにはダメージがないんですか!?」
「もっと遠くへ離れてろ!康一くんッ!」
「でも康一くんの心配も最もね、これじゃあ承太郎の指の骨が折れる」
『氷の鞭(アイス・ウィップ)』――
ギリギリギリギリギリッ!!
アイス・フェアリーの無数の髪の毛が爆弾スタンドを絡め締め上げる。
『イデデデ』
車輪から体にかけてヒビが入る。
「何やってるんですかッ!里美さんッ!触ってると爆発するんですよッ!早く放して!!」
「わかってる・・・よッ!!」
グワシャァァ――ンッ!!ボゴオオォォンッ!!
「ハア・・・ハア・・・」
爆発する寸前で店の外に投げ飛ばした、ヤツは道路の真ん中に叩きつけられている。
「やったか・・・」
「わからない・・・」
2人でヤツのめり込んでいる道路を見ると・・・・。
『コッチヲ見ロォ~~~ッ』
カタカタとあちこち破損音を鳴らしてこちらを見つめてくる爆弾スタンド。