杜王町編・第5話 レッド・ホット・チリ・ペッパー~音石明~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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『ククク!あの始末してやった形兆の弟の億康ん家も行くし、広瀬康一の『エコーズ』とか山岸由花子の『ラヴ・デラックス』のこともよく知ってるよ・・・。
間田敏和や小林玉美が入院していることもな・・・』
「おれが聞いてんのはよー、度胸ゼロでコソコソ動き回っているてめーが・・・正々堂々やっとこさ何しに俺の前に現れたかってこったよぉ~~~っ。
まさかとは思うが・・・この俺をブチのめすなんて大ボケかましに来たんじゃあねーだろーなあ~~~?」
『『ブチのめす』?
ンなカワイソーなことはしないなあ~~~、楽に『殺してやり』に来たのさ!』
「こいつはまあ・・・突っ込みよーのねー大ボケかましてやがんな――――ッ、このお方はよぉ――――ッ」
レッド・ホット・チリ・ペッパーは体勢を変えた。
『フッフッフッフ・・・前にも承太郎に言ったが・・・承太郎の『星の白金(スター・プラチナ)』はこの俺にとってとても厄介だ。
承太郎の隙のなさと時を止められる『星の白金(スター・プラチナ)』がな。
さらに妻の空条里美の『氷の妖精(アイス・フェアリー)』は高い防御力を誇る、射程距離も長く、その防御は敵の侵入を一切許さないほどの精密さだ。
この2人は非情に厄介だ、同時に相手をするのはまず不可能!
日にちが経って俺のスタンドも成長したがちょいと度胸試しがしたくなってねェ~~~、承太郎と里美と闘う前に東方仗助~~、お前を比較に選んだわけだよ!
ほら、もっとそばまで近づいてこい・・・『星の白金(スター・プラチナ)』と同じくらい素早い正確な攻撃が繰り出せる近くまでだよ、仗助・・・もっと!寄ってきなっ!そんな遠くじゃあパンチが弱いだろー?』
「なめてんのか、てめー・・・・」
『なめちゃあいないよ、お前の実力を俺は見切っているだけなのだよ。
もっとそばまで寄って思いっきりスルドイヤツを頼むぞ!』
自分の右頬を指さすレッド・ホット・チリ・ペッパー。
『ここだよ、ほら!狙って来いよ、ここだよ!ここ!』
バギィッ!!
『ブゲッ!ごばッ!』
クレイジー・ダイヤモンドに殴られたレッド・ホット・チリ・ペッパーは壁に体を打ち付ける。
「狙ってやってぜ、望み通りによぉ~~!!」
『えっ!!?は・・早い・・・こいつ!!』
「寝言言ってんじゃあねーぞッ!!コラァ――――ッ」
『ドララララララ――――ッ』
連続でレッド・ホット・チリ・ペッパーを殴りつけるクレイジー・ダイヤモンド。
自分の予想外の速さとパワーに驚くレッド・ホット・チリ・ペッパー。
「寝言言いてえんならよー・・・寝かしつけてやるぜ――――っ!!
言っておくがなっ!承太郎さんの『星の白金(スター・プラチナ)』はこんなもんじゃあねーぞ!里美さんの『氷の妖精(アイス・フェアリー)』も近距離の攻撃力は半端ねーぜッ!!』
『!』
再び殴りかかろうとしたクレイジー・ダイヤモンドの攻撃をかわしたレッド・ホット・チリ・ペッパー。
更に素早く懐に飛び込みクレイジー・ダイヤモンドの腹部にパンチを食らわせる。
「うげっ!」
仗助は殴られた時にゲーム機を繋いだ電源コードに足を引っかけて転倒する。
「なんだとお~~ッ、こ・・こいつ、ジェット・エンジンが噴射するかのようなスタンドパワー・・・こいつは、ひょっとすると・・・」
『いやはや、想像異常だったぜ。東方仗助・・・お前の『クレイジー・ダイヤモンド』、成長しているのは俺だけではなかったようだな。
もう少し待つとしよう、もう少し我が『レッド・ホット・チリ・ペッパー』が力をつけなければ、あの2人は倒せない・・・』
そう言うとレッド・ホット・チリ・ペッパーはコンセントから姿を消した。
「仗助ッ!何なのよ、今の音は!」
仗助が倒れた大きな音に驚いて朋子が入ってきたがクレイジー・ダイヤモンドが破損したものを直した後なので仗助は『何でもねーよ』とだけ答えた。