杜王町編・第5話 レッド・ホット・チリ・ペッパー~音石明~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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『ンなこたあ、どうーでもいいだろうッ!
いいかいッ!あんまし俺の町に長居するよーだったらよォ・・・あんたも奥さんも仗助も殺しますぜ!いいですねッ!?』
「こっちはもう迷惑してるんだ、おめーの他に何人のスタンド使いがこの町にいる・・・ウッ!!」
聞こうとした時、電話が電流で壊れた。
『クックックック・・・』
――――――――――――
「っていうふざけた電話があったそうなんだよね」
「ホントにふざけた野郎っスね~~、こちとらもう関わり過ぎてどうにかなりそーなのによォ」
「全くそう思うでしょ?」
途中トニオが持ってきてくれたラストオーダーのお茶を飲みながら話す</span>。
「それにあの口調からして虹村形兆よりやっかいな性格の持ち主のようだ。
形兆は父親のことを想ってやったことだが、電話の主の男は完全に自分の快楽を満たすためにスタンドや弓と矢を使おうとしている。
そんな奴にいつまでも弓と矢を持たせたままにさせるわけにもいかん」
「そうね、とりあえず『電気を使う』スタンドというのはわかるんだけどそれだけじゃあね」
「ああ、仗助、億康、康一くん・・・ヤツが現れたらすぐに俺に連絡をくれ。
俺たちも手段をヤツに対する策を考える」
「わかりました」
会計を済ませて5人はレストランを後にした。
――――――――――――
その夜・・・
「仗助ッ!いつまでやってんのよッ!
学校から帰った後からすぐにゲームしてッ、いい加減にしないとプッツンするわよッ!」
承太郎たちと話した後、帰宅した仗助はそのままTVゲームをしていたが長くやり過ぎて朋子に怒られていた。
「あと5分・・・お願いだ!あと5分だけやらせてくれ!
今、最高に盛り上がっているトコなのよお~~~~ッ!
もし、ここで止めたら俺は一度決めたことをやり遂げられなかった男として一生悔いを残すことになる!そんな息子になってもいいのかよ、母さん!」
「何わけのわかんないこと言ってんのよ!!ホラホラッ!止めないとドンドン蹴りが強くなるわよッ!」
「ああああ~~~っ!卑怯だぞッ!」
「どこまで耐えられるかなあ~~~」
構わず仗助の背中をガスガス蹴る朋子、仗助はゲームに集中するもコントロールをミスってしまう。
「!?」
「ほらッ!さっさとカタして宿題だよ!」
『GAME OVER』の画面に項垂れている仗助を横目にさっさと行ってしまう朋子。
仗助はゲーム機を片付けるためにTVの電源をリモコンで切る。
「はあ~~~・・・」
落ち込んでゲーム機を持ち上げようとした時だ、急にTVが着いた。
『もうあなたとはお会いできないわ!』
『なんだって、サチコさん!』
『この町を出ることにしたの・・・』
「?」
急にドラマの台詞が流れて驚く仗助だがリモコンを掴んでもう一度『OFF』のボタンを押す。
「あれ?消えねーな・・・リモコンの電池が無くなったか?」
その時、聞き覚えのある声がした。
『空条承太郎と里美は町を出ねーようだな!あんだけ俺が警告したのによお――――』
「!?」
画面をよく見ると、TVに映っている男女の後ろの噴水に何かが腰をかけている。
『え・・・どうなんだ?東方仗助~~~~っ!』
「て、てめ――――はッ!!」
見覚えのある姿だ、いや忘れたくても忘れられないスタンド・・・・。
「『レッド・ホット・チリ・ペッパー』!」
形兆を殺したスタンドレッド・ホット・チリ・ペッパーはTVから出てきた。
「何しに来た?」
『今頃聞くなよ、以前からちょくちょくこの家にゃあ寄せてもらったんだぜ~~』
「な、なにィ~~~っ」
そうレッド・ホット・チリ・ペッパーは電気が伝うものに乗ることができ、電線やコンセントを使い、仗助や他の者の家を隠れて行き来していたのだ。