第7話 力~ストレングス~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「ギニャーーー!!!」
あまりの痛さにフォーエバーは倒れ込み、転げのたうち回る。
「やれやれ」
力が弱まったことにより、パイプ菅を引きちぎったスター・プラチナ。
「ヒイイイイイ―――ッ!!」
承太郎が自由になったことで怯えるフォーエバー。
そして上着の前のボタンを引きちぎりながら全開にする。
「恐怖した動物は降伏の印として自分の腹を見せるそうだが・・・許してくれということか?」
承太郎の問いに必死に首を縦に振るフォーエバー。
「しかし、てめーはすでに動物としてのルールの領域をはみだした。
だめだね</span>」
「オラッ!オラオラオラオラオラッ!」
「キャバッ!!」
フォーエバーはスター・プラチナのオラオラッシュを食らい、吹っ飛び、倒れた。
「・・・・」
フォーエバーを倒した承太郎、そのまま里美とアンの傍についたのもつかの間・・・。
「歪んでる!」
スタンドマスターがやられたのでストレングスが消滅していく。
「たまげるのは後にしろ、着替えを持ってこい。脱出するぜ、乗ってきたボートでな」
「うん」
里美とアンは急いで自分の服を抱えて持ってくる。
しかしアンは裸だったためインナーやパンツ、シャツだけは着させてきたようだ。
「行きましょう、空条くん」
「待ちな」
「え?」
「・・・・」
承太郎は無言で自分の学ランを里美の肩に掛ける。
「空条くん・・・」
「そんなバスタオルだけじゃ隠せねぇぜ、それでも羽織ってろ。行くぞ」
承太郎たちは急いで船を脱出した、船にはもうジョセフ達は乗っていて、合流した。
「し、信じられないわ・・・船の形が変わっていく」
スタンド能力の解けた船はみるみるうちに一隻の小さな古くボロボロな船に変わった。
もはや自分たちが先ほど乗っていた船には見えなかった。
「なんということだ・・・あの猿は自分のスタンドで海を渡って来たのか・・・、恐るべきパワーだった、はじめて出会うエネルギーだった」
「うむ、我々は完全に圧倒されていた。
承太郎が気づかなければ間違いなく・・・やられていただろう。
しかし、こいつ以上の我々の知らぬ強力なるスタンドとこれからも出会うのか?」
「かもしれません」
「ジュナ、君はDIOの傍にいたことがあるのか?ならば他のスタンド使いのことを聞いたことはないのか?」
アヴドゥルがジュナに問いかけた。
「ごめんなさい・・・私、DIO様・・いえ、DIOとは肉の芽を植え付けられたとき以外は会ったことが無いの。すぐにあなたたちを殺しに行くように言われて、ポルナレフと合流しに行ったから」
「そうか、いや、自分を責めなくていいんだ。君は操られていたのだからね」
「はい・・・」
アヴドゥルの優しい言葉に笑みを浮かべるジュナ。
「でも・・これでまた漂流しちゃいましたね」
「まあまあ、そう気を落とすなよすなジュナ。ガムでも噛むかい?」
不安そうにしているジュナを元気づけるポルナレフ。
「やれやれ・・・」
「ん?どうした」
「モク(タバコ)が湿気っちまった」
「ハハハ!乾かす太陽と時間はたっぷりあるぜ、JOJO」
無事救助されてシンガポールにたどり着けれるのだろうか・・・・日本を出てから4日。
タイムリミットはあと46日。
続く