杜王町編・第3話 『ザ・ハンド』と『バッド・カンパニー』~虹村兄弟~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「走って、2人とも!このままここにいてもやられる!」
3人は駆け出した。
「億康の奴が余計なことをして・・・その康一とかいう奴を助けたから、ほんの少し作戦がくるった!
しかし!この館からは決して出さん!規律正しい我がスタンド『極悪中隊(バッド・カンパニー)』・・・この作戦からはあ~~~逃れられんのだああああああッ!
全隊~~~~~ッ止まれッ!狙えェェェェェ~~~~~、筒!!」
バキャッ!
ドアを蹴り破った里美。
そして仗助と康一の襟首を引っ張る。
「ファイヤァァ――――ッ!(撃てェ――――ッ!)」
ガルルルルルルッ・・・バラバラバラバラッ!!
「まともに食らったら手足が吹っ飛ぶわ・・・危ない危ない」
「全くっス・・・甘く見てたぜ」
すると仗助が窓を見つける。
「里美さん、窓がありますよ!あそこから脱出・・・つっ!」
しかしそれも無理だということに気づいた何故なら・・・・。
ババババババババッ・・・・
「へ、ヘリコプターまでいやがる・・・グレートだぜ、アメリカ陸軍攻撃用ヘリ『アパッチ』ってやつじゃあねーか、こいつは・・・」
「仗助くん、下を見て!戦車までいるよ!!」
「「!」」
その戦車が狙撃してきた。
『ドラア――――ッ!』
クレイジー・ダイヤモンドで弾丸を弾く。
「危なかったぜ、康一・・・助かっ・・・」
しかしここで仗助はあることに気づく、それは里美も同じだ。
「康一くん、君・・・今確かに『戦車がいる』って言ったね」
「え?」
「見えてるの?この戦車やヘリが・・・軍隊が見えてるのね」
「あ、は、はい・・・見えてます・・なんだかよくわからないけど、ちゃんと見えてますよ~~~~ッ」
「じゃあ、仗助くんや私のスタンドも・・・」
「その軍隊以外に人型のものなら2体いるのははっきり見えてます・・・」
「ほう!なったのか?そのチビは!」
「なんだ、そこにいたの。そこでずーっと指示を出していたってわけ」
「ああ、我がスタンド『極悪中隊(バッド・カンパニー)』は鉄壁の守り・・・お前の『氷の妖精(アイス・フェアリー)』とは少しタイプが違う。
いかなる攻撃や侵入者だろうと生きては帰さん軍隊だ・・・本体の俺を倒したいのだろうが、フフフフフ・・・・お前たちがこのカンパニーを超えて攻撃をしかけることは決して出来ないと言い切るッ!
お前たちは部屋の端、俺は反対側にいる。
そして俺のスタンドの態勢を見ろ、美しいだろう、幾何学模様を描いていて実に綺麗だ。
全隊ィ――――ィ――――~~ッ!攻撃体制維持のまま休めッ!」
「本当に几帳面ね」
「美しく揃っているという事は実に気持ちの良いものだ、今さっきお前の氷壁を撃った時、飛び散った破片に歩兵が3体ほど潰されて隊列が少し乱れた、それで少し気分はムカついているがな」
「とばっちりもいいところ、攻撃した結果でしょ?」
「フフフ・・・まあ、甘んじてそこは受け入れよう。
そんなことよりお前!そうお前だ、小僧!」
「え!?僕!!」
「そうだ・・・康一とかいったなァ、お前予想に反してスタンドの素質があったようだな、どんなスタンド能力なのか今ここで発現させてみろ・・・!
もしかすると俺が探し求めていた能力を持つ者かもしれんからなぁ――――ッ!
もしその『能力』なら生かしておいてやる~~~ッ!」
「探している能力・・・・だと?てめーいったい何が目的なんだよぉ~~」
「お前の方から質問するんじゃあねーんだよ、仗助~~~~ッ!
お前を殺すことには変わりはない・・・少し長く生き延びれることを感謝しろ!
おい、小僧!何してる!?早く発現させろ!!」
急かす形兆。