エジプト編・第15話 聖杯の成長(アイスフェアリー・オブ・ピュリフィケーション)
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
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「ジジイ・・?」
「ジョースターさん?」
ジョセフはニヤリと笑い、起き上がった。
「フッフッフッフッフッ・・・・」
「「!」」
「マヌケめ!承太郎!里美!」
「や・・・・やろう、まさか!」
怪しい雰囲気を纏いながら笑うジョセフに嫌な予感がした。
「貴様らのおかげで甦ったぞッ!」
「まさか、DIO・・・血を輸血したことでジョースターさんの体にっ・・・」
「てめえ!!」
承太郎がスター・プラチナで攻撃しようとすると・・・。
「ま、待て待て待てっ!承太郎、里美!ウソウソウソッ!うそだよおお~~ん!冗談じゃ、冗談ッ!」
焦って否定するジョセフ。
「悪かった!ちょっとふざけただけじゃッ!正真正銘わしじゃ!ジョセフ・ジョースター!
誕生日は1920年、9月27日!妻の名はスージー・Q、趣味はコミック本集め!」
「・・・・と言われても私じゃわからない。承太郎・・・・確かめる方法とかある?」
「・・・・1981年、映画『類人猿ターザン』の主演女優は?」
「ボー・デレク」
「『今夜はビート・イット』のパロディ、『今夜はイート・イット』を歌ったのは?」
「アル・ヤンコビック」
「・・・・・何それ?」
「ジジイが趣味で見ている映画や音楽だ、俺もガキの頃に何度も見させられたし、聞かされたぜ」
「ああ・・・・なるほど」
「しかし、これで納得した。本物のジョセフ・ジョースターだぜ、こいつは。
こんなくだらねえこと知ってるのはジジイだけだ」
ホッとした承太郎だが次の瞬間・・・・。
バキッ!
「!」
「!?」
里美がジョセフを殴った。
「な、何をするんじゃ!里美!?」
「人が心配してるのにくだらない悪ふざけするからですよ・・・どんだけこっちが必死だったと思ってるんですか・・・・分かってるんですか?」
今まで見たこともない形相をしている里美。
「す、すいませんでした・・・」
ビビリながらマジで平謝りしてるジョセフ。
「やれやれですね」
「おい・・・」
「あ、ごめん。セリフ取っちゃった」
「・・・・・」
「こっこちら2号車ッ!
お・・・驚きました、ジョースターさんが目を醒ましましたッ!
生き返りました!やったッ!バンザーイ!どーぞ!」
その通信はヘリコプターと1号車にも届いていた。
「ジョースターさん、助かったのか」
「良かった・・・」
「さすが承太郎と里美だわ」
花京院、ジュナ、イシズが安心している。
ポルナレフとアヴドゥルはまだ意識がないが幸い致命傷には到らず、今は落ち着いている。
「ホントにしぶとい男たちだわ・・・ったく・・」
イシズがアヴドゥルの頬を軽く叩いた。
「里美さん、あなたも血を吸いとられています。あなたもDIOの体から血液を貰った方がいい」
「あ、はい」
里美も点滴で自分の分の血液を体に注入している。
「これで・・・・貸してもらったものは確かに返してもらったぜ、DIO!」
輸血した分、少し痩せたDIOの死体を見る承太郎。
DIO―ディオ―
スタンド名・『世界(ザ・ワールド)』
ジョセフと里美の血液を摂取し、完全復活するも成長した承太郎と『星の白金(スター・プラチナ)』の能力により敗北。
『星の白金(スター・プラチナ)』のラッシュと『氷の妖精(アイス・フェアリー)』の狙撃により死亡。
続く