エジプト編・第14話 世界(ザ・ワールド)
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「やっとだ・・・これでジョースターの血統も途切れる」
承太郎の首を刎ね飛ばそうと手を振り上げるDIO。
「我が運命に現れた天敵どもよ、さらばだ!」
そして手を振り下ろそうとした時だった。
ピクッ!
「!!」
動いた、承太郎の指が動いた気がした。
今一度見てみたが・・・
ピクッ!ピクッ!
「なッ!」
見間違いではなかった・・・・動いた、動いたのだ。
「な・・・なにィ~~~~!!!
動いた、動いたぞ・・・今、こいつ・・・バカなッ!こいつの指が動いたぞ!まさか・・・」
その時、DIOは承太郎の言葉を思い出した。
『自分と同じタイプのスタンド』・・・
同じタイプ・・・
同じ・・・
「まさか!」
『世界(ザ・ワールド)』と『星の白金(スター・プラチナ)』は同じタイプのスタンド。
「こいつ・・・・見れているとでもいうのか?
それとも意識せずに手だけ動かせただけなのか・・・」
考えているうちにタイムリミットだ。
「チッ・・・時間切れか」
時は再び動き出した。
「・・・・」
「・・・・」
睨み合うDIOと承太郎。
「見えて・・・いるのか?」
「・・・・」
「見えているのかと聞いているのだ!!承太郎ッ!」
「さあな、何のことだ・・・・?わからないな、DIO」
下で見ていた里美もDIOの声を荒げたことには驚いたが何か不思議な感じだった。
というのも自分は見えたのだから。
〈承太郎は確かに指が動いていた・・・私は見えることで精一杯だったけど確かに承太郎は今・・・・〉
そう思っていると2人が移動した。
「よかろう・・・どちらでもいい!!
時の止まった世界で見えていようと見えていまいと・・・・・!
我が『世界(ザ・ワールド)』と同じように動けるのなら動けるところまで見せて貰おうではないかッ!!」
DIOは承太郎を追いかける。