エジプト編・第14話 世界(ザ・ワールド)
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「オラァッ」
スター・プラチナが殴りつけるが先にザ・ワールドに足を蹴られる。
「グッ!」
承太郎の足が痺れる、その衝撃でよろけてしまう。
「承太郎!」
里美にも見えていた、そして驚愕した。
あのスター・プラチナより早く、強い攻撃ができるなんて・・・。
「ノロい、ノロい・・・『世界(ザ・ワールド)』は最強のスタンドだ。
時間を止めずともスピードとパワーとてお前の『星の白金(スター・プラチナ)』より上なのだ」
「・・・・俺の『星の白金(スター・プラチナ)』と同じタイプのスタンドのようだな・・・遠距離には行けないが『パワーと精密な動きができる』・・・」
「まあ、私としては自分のスタンドのパワーが貴様のスタンドよりどのくらい強いのか試したいというつもりだったのだが・・・試すほどでもなかったようだな」
「ほう・・・てめーの『試す』ってのは傷にもならねぇ撫でるだけのことをいうのか?2万円もしたズボンはやぶれたがよ」
『どうってことないね』という顔をしている承太郎を見てため息をつくDIO。
「どうしてジョースター家というのはこうも負けず嫌いなのだ?
フン、まあいい・・・くだらん挑発にのってやってもう少し試してやろう」
そうしてスター・プラチナとザ・ワールドの激しい戦闘が始まった。
「オラオラオラオラッ」
「フン!フン!」
ビシッ!!
互いの拳や蹴りを素早く、力強く打ち込む。
「突きの速さ比べか・・・いいだろう」
『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
突き合うにつれてDIOと承太郎の身体が浮き始める。
『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄』
『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ』
そのうちザ・ワールドの拳がスター・プラチナの顔側面に命中する。
比例して承太郎の顔にも傷が出来、血が噴き出す。
「フフフフフ・・・・やはり、我が『世界(ザ・ワールド)』の方がパワーも精密性ともに上だ!
もうわかった・・・満足だ・・・ここらで遊びのサービス時間は終わりだ。
私は高瀬里美から血を貰い、この体を完全なものにしなくてはならない・・・承太郎、一気にトドメを刺してくれる」
「俺の女に手出しはさせねーぜ・・・・おおおおおおおおっ!!」
スター・プラチナが構える。
「100年前の因縁があるだけにジョースターの血統の者だけは手加減せずに一気に殺すと決めていた。
トドメを刺すのはやはり『世界(ザ・ワールド)』の真の能力でな!!
時よ止まれ!!」
「オラオラオラオラオラオラオラオラ」
ザ・ワールドの能力が発動したことにより承太郎もスター・プラチナも動きを止める。