エジプト編・第12話 DIO(ディオ)
名前変換
この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「まさか・・・ジョースターさん、このまま・・・明日の日の出まで一時退却ってことはねえだろうな。
言っておくがなジョースターさん!俺はこのままおめおめと逃げ出すことはしねーからなッ!」
「僕もポルナレフと同じ気持ちです」
「私もよ」
「わしだってお前らと同じ気持ちじゃ!
だが、状況が変わったのだ!奴のスタンド『世界(ザ・ワールド)』が出会ったのにどんな能力なのか欠片も見えない。
『山を登る時、ルートもわからん!頂上がどこにあるのかもわからんでは遭難は確実!』
わしらは今、そんな状況なんじゃ!DIOはこれからかならずわしらを追ってくる!日の出前に仕留めようとするじゃろう!
その間に奴のスタンドの正体をあばくチャンスがある!そのチャンスを待つんじゃ!」
「嫌だっ!俺は逃げることはできねえ!
ジョースターさん、あんたを尊敬しているが逃げるって案にだけは従えねえ!!
何のためにここまできたんだ?卑怯な手を使ったっていい!地獄に落ちたっていい!
奴を・・・DIOを倒すためならな!
だから、俺は逃げることだけは絶対にしねーぜッ!」
「ポルナレフ!
・・・全く、仕方ない奴だ!頭に血がのぼると先走る!」
アヴドゥルが頭を抱える。
「しかし止めても無駄だろうぜ」
「だろうな。承太郎、君はどう思うんだ?」
「・・・・・」
「答えはもう見えているんじゃない?」
「もう大丈夫なの?」
「はい」
どこからか声が聞こえるとイシズは里美とジュナを空間から出した。
「ジュナ!」
「典明!」
2人は互いを抱きしめていた。
「大丈夫、怪我はちゃんと治したよ」
「ありがとう、里美」
「うん・・・・それで、承太郎・・・」
「・・・・・」
向き直る里美。
「答えは決まってるんでしょ?」
「ああ・・・」
里美の肩を抱く承太郎。
「『ポルナレフは追いながら奴と闘う』、『俺たちは逃げながら奴と闘う』、つまり・・・ハサミ討ちの形になるな・・・」
「なら、わしに考えがある!みんな、よく聞くんじゃ!!」
DIO倒すための作戦の実行だ。