エジプト編・第11話 日本のある日
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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そして変わってDIOの館のある一室。
「ヴァニラ・アイス・・・ケニー・G・・・ダービー弟・・・・。
けっ!やっぱりお前らはアホどもだったぜッ!」
1人の男が部屋の上の壁にくっつきせせら笑っている。
「くくくくくくくく・・・・くけっ!
腹の底から『ザマミロ&スカッとサワヤカ』の笑いが出てしょうがねーぜ!
この俺をヌケサク呼ばわりしやがって・・・・逆にやられたのはてめーらのほうじゃあねーか!!」
この男、DIOの仲間なのだが先刻、ジョセフたちが館の中に入る前にヴァニラ・アイス、ケニー・G、テレンス・T・ダービーに『手柄を立てさせてくれ』と頼んだがはぶられ、尚且つ『ヌケサク』と言われて馬鹿にされたようだ。
「承太郎をやるのはこの俺様だ!」
――――――――――――
一方で場所を移動していたジョセフ、承太郎、花京院、里美。
花京院が先導して走っているが急に立ち止まった。
「止まって!右前方に何かいる!」
花京院の言う方を見てみると扉があった、そして確かに何かがやってくる。
「はあ・・・はあ・・・」
女性だった、両手を縛られている女性が1人でやってきた。
「女か・・・」
「ひいいいいっ!!ひえええええ――――――ッ!!」
いきなり叫び出す。
「ゆ、許してください・・・~~~~ッ!血を吸わせないでェ~~~、私の血を吸わせないでェ~~~~ッ」
どうやらDIOのところから逃げてきたようだ、しかし自分たちを見てDIOの配下に見つかったと思ったようだ。
「あああ~~~~っ!!何でも言うことを聞きます!だから命だけはお助け下さい!!」
「お・・・おい、君、待て・・・・落ち着きたまえ」
ジョセフが宥める。
「落ち着くんじゃ!わしらはDIOの手先ではない、吸血鬼でもない。
落ち着け、助けてやるから落ち着くんじゃ!わしらは味方じゃ!」
「味方・・・?ほ・・・本当に?」
泣いていた女性は『味方』という言葉にすっかり落ち着いた。
「本当に味方なのですか?本当に助けてくれるのですか?」
「そうだ、味方だぜ」
承太郎も歩み寄ってきた、かと思ったが・・。
「ふべッ!!」
次の瞬間、スター・プラチナが女性の顔面を殴った。
「ただし、正義の味方だ」
女性は悲鳴を上げて、吹っ飛んだ。
「その通りじゃ、お前が地獄に行くのを助けてやる・・・・なあ?花京院、里美」
「「コクコク」」
承太郎の取った行動に誰も驚かない、むしろ賛同している。
「うげ・・・うげごげっ!」
女性はゴロゴロのたうち回っていたが、むくりと起き上がる。
「ば・・・バカな!何で!?なんんで!?どーしてバレたんだァ!!俺の無敵の能力がァ――――ッ!!」
「頭の後ろに女の顔があるのが貴様の能力か?」
「ううう~~~っ!気持ち悪い!!この変態!!」
里美が花京院の後ろから様子を見ているが両肩を抱えて震えている。
「な、何だと!!このアマ!!」
「ホントのことでしょうが!あと、裏返るなら両手両足も逆にしなよ!普通の左右対称じゃないからさらに気持ち悪い!!」
「え?あ?」
里美の指摘に何のことを言われてのかわからなかったヌケサクだったが自分の両手両足を見て察した。