エジプト編・第10話 亜空の瘴気・『クリーム』のヴァニラ・アイス
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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すると早速探知機に反応が出る。
「これは・・・」
「何ですか?アヴドゥルさん・・・」
「左前方に何かいるぞ」
「え?いるって言っても・・・」
「『愚者(ザ・フール)』」
イギーのスタンドがある壁を引っ掻いた。
「うっぎゃあーッ!!」
すると男が現れて倒れ込んだ。
「イギー・・・」
「どうやら臭いで分かったようね」
すると周りの幻覚が解けた。
「ああっ!この館の迷路がッ!」
「消えた・・・」
「どうやらこの男が幻覚スタンドの本体だったようね、イギーお手柄よ」
幻覚のスタンド使い・ケニーG
イギーの『愚者(ザ・フール)』によって再起不能(リタイア)
「これで館の間取りも普通に戻ったわけだ」
「もう探知機には反応ないみたい・・・」
「このまま進むぜ」
「ああ、・・・・ん?」
歩き出そうとしたアヴドゥルは壁に何か彫られているのに気づく。
「こ、これは・・・!」
『このラクガキを見て後ろを振り向いた時、お前らは・・・・』
「・・・・つっ・・・」
自分の指で彫られた文字の続きが見えない・・・アヴドゥルは恐る恐る指を退けてみる。
『死ぬ』
「!?」
その文字を見てアヴドゥルは自分の探知機とイギーを見る。
〈炎に異常はなし、イギーの鼻にも、何も臭っていないようだ・・・・〉
恐る恐る後ろを振り返る。
後ろにはどこから現れたのか・・・スタンドが大きな口を開けている。
〈な、何なのだ・・・こいつは・・・!
バカな、イギーの鼻にも私の炎にも反応していないのにいきなり現れた!!〉
このままでは・・・自分の直線状にいるポルナレフやイギーを巻き込む。
「ポルナレフッ!イギーッ危ないッ!」
アヴドゥルはポルナレフを殴り飛ばした、そのとばっちりでイギーもポルナレフに押されて飛ばされる。
「何だッ・・・」
「「!」」
気づいた時にはふっ飛ばされていたのでぽポルナレフには何が何やらわからなかった。
同じくふっ飛ばされたイギーも、異変に気付いたジュナもだ。
シュ――――――・・・
目の前にはイシズのしていたスカーフがある。
「イシズさんッ・・・!」
「イシズもだが、アヴドゥルッ・・・アヴドゥルはどこだッ!?」
周りを見回すが2人の姿はない。
「ハアーッハアーッハアーッ・・・」
イギーも様子がおかしい。
「どこに行ったんだッ!おい!アヴドゥルッ、イシズッ!」
「まさか・・・!」
3人に緊張が奔る。
すると空間を捻じ曲げてあのスタンドが姿を現す。