第5話 癒しの樹~レスト・ウッド~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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その頃、ポルナレフとの戦闘を終えた承太郎たち、そしてポルナレフにも肉の芽があることに気づき、花京院の時のように引っこ抜いた。
さらにポルナレフから肉の芽を植え付けられ、自分たちを殺しにきた経緯を聞いていた。
「肉の芽のこともあるが、それにしても人の心の隙に入り込むのがうまい奴だ」
アヴドゥルが不本意だが感心していた。
「俺はあんたたちと一緒にいくぜ、あんたたちと一緒に行けばきっと妹の仇に出会えるはずだ」
「どうします?」
「僕に依存はありませんが」
「ダメと言ってもついてくるだろうしな」
ポルナレフの同行に依存があるものはいないようだ、しかし・・・。
「・・・・・」
承太郎が何やら落ち着かない様子だ、むしろイラだっている。
「どうした?承太郎」
「どうしたじゃねぇ、早くあいつのところに行くぞ」
「おお!そうじゃな!おい、ポルナレフ!」
「ん?」
「お前が戦う前に言っていたこと、あれは本当か?!」
「・・・・ああ、本当だ。今頃、里美というレディーはもう1人のスタンド使いとやりあってるだろう」
「なんてこった!行くぞ!急いで彼女を助けなければ・・・・!!花京院!!」
「はい」
花京院は自分の肩に乗っているアイスドールを掌に乗せる。
「さあ、彼女の元へ案内してくれ」
『・・・・・』
アイスドールは気配を探ると・・・。
『!』
指をさして方向を知らせた。
「よし!行こう!!」
―――――――
アイスドールの案内の元、里美の行方を捜す承太郎たちだが一向に見当たらない。
「おい、ポルナレフ。もう1人のスタンドをってのはどんな奴なんだ?」
「見れば驚くぞ、正直、俺もあいつにチャリオッツを向けるのは遠慮したいからな」
「どういうことだ?」
「女なんだよ、しかもまだ16歳だ」
「16歳だと!?」
ポルナレフの言葉に驚きを隠せない花京院と他3人。
「だが能力は恐ろしいぞ、あいつのスタンド能力は『幻』『夢』だからな」
「幻?夢?」
「簡単に言えば精神に訴えかけてくるスタンド、例えば相手の精神を映し出し、最も相手が嫌っていること、そういう風に思っていることなどを鮮明に体現させるとかな」
「くっ・・」
花京院が顔をしかめた。
どうやらDIOに会った時のことを思い出したようだ。
「そんな精神的な攻撃を食らえば彼女の身が持たない、人にはそれぞれ辛い経験がある、それはむやみやたらに出していいものではない!!」
「急ぐぜ!!」
するとアイスドールがある場所を指さした。
そこには大きな木の塊・・・たとえるならクリスタル、結晶とでも言おうか。
複数の樹木が絡まって塊を作り、各々の蕾から花を咲かす。
これは『フラワークリスタル』、その名の通り、花の宝石のようだ。
「あそこか!」
「っ!!」
承太郎たちはさらに走る速度を速めた。