エジプト編・第7話 ホル・ホースとボインゴ
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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その頃、承太郎たちはDIOの館の場所を捜索していた。
「わしは40年もこのカイロで屋根の修理しとるけど知らんねえ、こんな館は・・・似たようなのはいっぱいあるからなあ」
写真を見ている男は顎を掻きながら考え込む。
「でも・・・この雰囲気だと建てられたのは100年以上前だにゃ。
ということはだ・・・この辺りから南の方向を探していけばいずれ見つかるよ。カイロは南の方ほど古い建物が多いから」
「そうかい」
「悪いねぇ、参考にならなくてな」
「いや・・・ありがとよ・・邪魔したな」
聞いてきたポルナレフが降りてきたが首を横に振る。
「収穫無しか・・・」
「いや、しかし・・・感じる。何かを感じるんじゃ・・・・この近くだ、近いぞ。
この近くに奴が潜んでいる感覚がする、絶対この近くにいる」
「はい、私も感じます」
「ああ、聞き込みを続けようぜ」
そして承太郎たちの死角の建物の影には・・・。
「また会えたな、懐かしの顔ぶれども・・・と言う感じだが、しかしエンジェルに会えたのは嬉しぜ!息災そうでなによりだ!
こんなに・・・DIO様の館にせまって来ていやがるとは・・・もうすぐそこじゃあねーか。
ところで!ボインゴ!」
足元の木箱を蹴り飛ばす。
「!」
ボインゴがいた、堂々とできずに木箱の中に隠れていたらしい。
「新しく出たおめーの予知だが・・・俺にはとても信じられねーぜ!
こんなバカげたことがッ!こ・・・これから起こるわけねーぜ!
いくら『僕の予知は100%、絶対です!』っつってもよー!
ちくしょう!こんなことを信じろっていうのかよ!!正気の沙汰じゃあねぞ!!こっ、こんなこと!」
その予知と言うのが・・・。
『ついに見つけたぞ、ジョースター!承太郎!ポルナレフ!アヴドゥル!里美!イシズ!
「チクショ―!DIO様の館にどんどんせまっているじゃあねーか!スカタンどもメ――――ッ!
早いとここの弾丸をブチ込んでやるぞ!」
ホル・ホースはドロドロに思いました。
「お兄ちゃんの仇だ―――ッ」
ボインゴもブリブリ思いました。
でもホル・ホース、商店街で『皇帝(エンペラー)』を使うことを考えてはいけません。
さあ!ホル・ホース、ポルナレフの鼻の穴に指を突っ込みーの!&くすぐりーの!
するとォ!やった――ッ!奴らは血を流して気絶だッ!!
ラッキー!ホル・ホース、ボインゴ、皆殺しのチャンス到来だ―――ッ!!』
「これが予知かァ?皆殺しのチャンス到来といのはわかったが・・・ポルナレフの鼻に指を突っ込めばだとお~~~~ッ!?
ふざけるなっていうのは・・・この点だぜ!
いいか?仮に!仮にだ、あの凄腕のポルナレフの鼻に指を突っ込めるほど奴に接近できるならだぞッ?
この『皇帝(エンペラー)』で弾丸を撃ち込んだ方が確実で手っ取り早いぜ!違うか?ボインゴ!!」
ボインゴは恐る恐る・・・・
「だ・・・弾丸は、撃てないです・・・う、う・・撃とうと思っても運命がそうさせるからです・・・ハイ・・。
信じるんです・・ハイ・・こ・・このマンガに描かれていることに・・逆らおうとすると・・・く、苦しむ・・だけです・・ハイ・・。
運命なんです・・ハイ、100%なんです、ハイ・・・」
「しかしな!おめーの兄貴は失敗した!」
「に、兄ちゃんは・・・身を守るため、つい・・・うっかりして承太郎に変身してしまったからです、ハイ。
マンガを信じて変身しなければ・・・・爆発したのは本物の承太郎なんです、ハイ。
予知は間違っていないのです、ハイ」
「けどよォ・・・っ!」
ふと承太郎たちを見たホル・ホース、ところが人数が1人足りない。
ポルナレフがいないのだ。
「ポルナレフがいないぞッ・・・・どこだ?どこに行ったんだ、奴は・・・」
キョロキョロと探すが姿が見えない。