エジプト編・第6話 『オシリス神』のダニエル・J・ダービー
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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マライアとアレッシーとの戦闘を終えた一行、朝食のつもりが昼食になってしまった。
「ではカイロも近いことだ、そろそろDIOの居場所を突き止めねばな」
「念写か」
「映るのか?」
「わからん、でも精度は上がっているはずじゃ」
そう言ってハーミット・パープルを出すジョセフ。
「うりゃあぁぁ!!」
ジョセフはカメラを真っ二つにぶっ壊した、店の店員が心配して見に来たがアヴドゥルが追い払った。
「ジジイ、どうだ?」
「もうすぐじゃ・・・出るぞ、出るぞ・・・」
フィルムが鮮明に映り始める。
「出たぞッ!」
「「「「「「!」」」」」」
「我々はこの場所を探し出さなければならん!」
フィルムに映ったのはある屋敷の外装。
「この屋敷に、DIOが・・・・」
「ああ、何としても探しださねばならない!」
時間がない、ホリィの命は一刻を争う。
JOJOたちは屋敷の捜索にすぐに取りかかった。
―――――――――――
時にピラミッドを守護するスフィンクスが問う謎かけにこんなものがある。
「朝は4本足、昼は2本足、夕方は3本足、それは何だ?」
答えられなかった者はスフィンクスに食い殺されるという伝説がある。
答えは―――『人間』である。
ピラミッドを『DIO』とするならば、その前に立ち塞がり、守護をするスフィンクスが『刺客』であろう。
JOJOたちはDIOのスフィンクスたちをあと残り数名打ち破らねばならないのだ。
「ようこそ、外国の方々・・・何にしますか?」
カフェの主人が問うがジョセフはあの写真を取り出す。
「不躾で悪いが・・ご主人、ちと訪ねたいことがある。
わしらはこの写真の建物を探しているのだ。どこか知らんかね?」
「・・・・・・」
JOJOたちはくたくたに疲れていた、というのも写真を念写してから1日中、ずっと建物の場所を探していたからだ。
「客人、ここはカフェですぜ?なんか注文してくださいよ」
「では、アイスティーを6つもらえるかしら?ご主人」
「はいよ」
用意し始める主人。
「お待ちどうさん」
「ところでご主人?さっきの問いに答えてもらえるかしら?」
「ん?」
お金を払い、注文をしたイシズに呼び止められて振り返る主人。
「この建物・・・ご存じない?」
「・・・・・・・」
まじまじと見続けるが・・・。
「知りませんねェ」
「また空振りね・・・」
「ああ・・・」
JOJOたちはアイスティーを一気に飲み干す。
「しかし、弱ったな・・・まる1日かかっているのに見つからんとは」
「カイロの人口が600万人、建物だけでも200~300万ある」
「見つかるでしょうか?」
「必ずいるはずだ・・・知っている者が必ずいるはずだ・・・・」
「行きましょう、聞き込みを続けなきゃ」
「その建物なら・・・・知ってますよ」
その時、店の奥から声がした。
「「「「「「「!?」」」」」」」
全員が一斉に振り返った。
「間違いない、あの建物だ」
答えたのは店の奥でトランプをいじっている男だった。