エジプト編・第5話 『セト神』のアレッシー
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
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「浮かれやがって・・・・真っ二つに血ィブチまけて掻っ捌いてやるッ!」
仕留め損ねたことを悔しがり後を追ってきたアレッシー、しかしポルナレフの置かれている状況にイライラしている。
「なにニヤニヤしてるの?甘えてるのかしら?」
お姉さんはシャンプーを手に取る。
「頭洗いますからね」
「えっ!わ――――っ、やだやだやだやだ!!シャンプーは嫌いだよォ―――!目に染みるからやだよォ―――!」
「フフフ、も~う、しょうがない子ね」
―――――――――
ポルナレフがそんなことになっているとは知らない承太郎と里美は捜索を続けていた。
「ねえ、承太郎」
「あ?何だ?」
「さっきの・・・承太郎がポルナレフのこと聞いた子なんだけど・・・」
「あのガキのことか?」
「うん、私思うんだけど・・・あの子、本当にポルナレフだったんじゃないかな?」
「んなわけがねえ、あいつはどう見ても子供だった」
「じゃなくて!敵スタンドの能力で子供にされてしまったとしたら――――」
「・・・・・・」
「ありえないことじゃないと思うの」
「・・・そうだな。
よし、ならあの子供も見かけたらまた声をかけるとしよう」
「うん」
そしてまた歩き出す2人、しかし2人がいるところはポルナレフいる建物と目と鼻の先であることをまだ知らない。
――――――――――
その頃、ポルナレフはアレッシーに襲われていた。
というのもシャンプーをしていた時にどういうわけかアレッシーとお姉さんが入れ替わっていた、おまけに湯船に沈められたが何とか切り抜けて今、まさに対峙していた。
「てめー!おねーちゃんをどうした!どこへやったんだ!!」
「ククク、どおしたと・・・思うね?」
「なにっ!」
「おっと、お互い足元には気を付けようぜ!ポルナレフ!
踏んづけて彼女を殺しちまうかもしれねえからよ」
「っ!?」
そこでポルナレフはバスタブの下に落ちている彼女のキャミソールを見ると、裾から小さな足が見えている。
「ま、まさか・・・こ・・これがッ!そんな!そんな!」
「俺のスタンドの『セト神』の影と交わった者は・・・どんどん若返る。
ポルナレフ・・・お前の場合は一瞬で攻撃に気づきジャンプして逃れたから7~8歳の年齢で済んだ。
だが!この女は十数秒も交わったのだよォ――――ッ!
だから胎児まで戻ったのだッ、ウケケケケケ!!
今はまだ生きてはいるが母親の胎内ではないのだから当然胎児は・・・じきに死ぬ!
フン!!この女・・・おめえにお節介焼くからこんな目に遭うんだよッ!バカよのォ~~~~!」
「うわああああああ!!!こ・・・こ・・・この外道がッ!!」
「フン!」
また影が伸びてくる。
「っ!!」
「フフフフフ・・・また一瞬交わったな!
また若返るぞ、今度はどうかな?4歳ぐらいまで小さくなるかな?ポルナレフ~~~!」
「しまった、うわっ・・あああ!」
また体が縮む。
「早く、こ、こいつを倒さなければッ・・・・俺も、お姉ちゃんも死んでしまうッ!!」
ポルナレフはキャミソールごとお姉さんを抱いて逃げる。
「優しく僕を手当てしてくれたお姉ちゃん・・・早くッ、早くなんとかしなくちゃッ!」
「ハハハハハハハッ!ホレ、ホレ、ホレェ―――ッ!
何を大切そうに死にかけの胎児なんぞ抱いて逃げ回っているんだよォ・・・」
そこへポルナレフを追ってやってくるアレッシー。
「おめーも今!そうしてやるぜッ!!」
またセト神が伸びで来る。