エジプト編・第5話 『セト神』のアレッシー
名前変換
この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ジョセフ、アヴドゥル、イシズを探すため歩き出した承太郎たち。
「ホテルにはいなかったし、やっぱり敵に襲われたのかな」
「かもな、ホテルの中で聞いたところ3人して誰かを追って走り去ったと言っていたからな」
「ったく、少しは休ませろってんだよ!」
そんな承太郎たちを追うアレッシー。
「・・・・」
すると急にポルナレフが振り返った。
「・・・・・え~っと・・・」
アレッシーは地面を眺めながら足をじりじり動かす。
「おい、何すっとぼけてんんだよ、てめー・・・」
ポルナレフは詰め寄る。
「さっきから俺たちにガン飛ばしながらつけてきただろ・・・・尾行が下手だな、てめー。それとも俺たちをナメてんのか?
そんな殺気を駄々洩れにしてたらバレバレだぜ」
「え・・・・?あの~~~・・・わ・・・私に話しかけたんでしょうか?
何のことでしょうか・・・両親にもらった目でそんな殺気だなんて・・・あ!コインあった!」
「ほう・・・・それじゃあ~~~」
ポルナレフがシルバー・チャリオッツを出す。
「スタンド使いじゃあないかどうか・・・確かめさせてもうらおうかッ!」
「・・・・・・」
ところがアレッシーの影の方が早かった。
「!?」
ポルナレフは何かを察してジャンプした。
「あっぶねえッ!!てめー、やはりスタンド使いか!!」
ところがアレッシーは逃げてしまう。
「逃げんのか!?この野郎!!
おい、承太郎!里美!敵が現れた、来てくれ!!」
「「!」」
しかし2人が振り向いたときにはもうポルナレフは敵を追って行った後で姿はどこにもなかった。
「ポルナレフ・・・?どこ!どこに行ったの?」
「どうやら敵を追って先に行っちまったようだな・・・・」
「そんな・・・」
―――――――――――
「待ちやがれッ、てめ―――ッ!」
ポルナレフはアレッシーを追って走っていた。
アレッシーは路地に入り、曲がり角をあちこち曲がるので見失いそうになる。
「待てッ!
なんだー、速いぞっ!なんて足の速い野郎だッ!あっという間にあんな遠くにッ!」
追いかけているうちに本当に見失ってしまう。
「うげっ!」
開けた道に出たと思ったら誰かにぶつかってしまう。
「いてて・・・・」
起き上がるポルナレフ、ところが何か不自然さを感じる。
「な・・・なんだ俺の靴か?妙にブカブカになっているぞ?
しかも服もズルズルに・・・何だ!?何が起こっているんだ!」
「おい、坊主!
あぶねーぞ・・・道路でちょこまか走っていると交通事故に遭うぞ。
俺が自動車じゃあなくてよかったなあ」
「はあ?!」
「じゃあな、気を付けろよォ―――」
ポルナレフには何が何だかわからない。
「何だ・・・何がどうなってんだよ!!
俺に何が起こったっていうんだァ―――ッ!!それに見てる風景がいつもと違うぞ!あっちもこっちも俺よりデカいィィィッ!!」
その時、店の窓ガラスが目に入る。
正確にはその窓ガラスに映った自分の姿が目に入ったのだ。
「こ、これは・・・まさかッ!こいつがッ!この子どもが・・・・俺かあ――――――っ!!嘘だろッ!!子どもになってしまっているうううううぅぅぅ!!!」
窓ガラスに映った姿はまさに幼少期の自分である、自分は今・・・子どもに戻ってしまったのだ。