エジプト編・第4話 『バステト神』のマライア
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「はあ~~~~・・・散々な目に遭ったわ、お風呂入りたい」
髪がクシャクシャになったイシズが文句を言っている。
「大丈夫だ、対して汚れていない」
「そうかしら?」
アヴドゥルも一緒に主に背中についたゴミを叩いて落としてくれる。
「それよりもアヴドゥル、あなたね―――、敵に襲われてるときくらい自嘲しなさいよ」
「ん?何のことだ?」
アヴドゥルの胸倉を掴んで引き寄せる。
「木の柵のところでのことよッ、あんな状況なのに信じられないッ・・・」
「あ――――・・・///」
どうやら思い出したらしい。
「まあ・・・その、何だ・・・仕方ないだろう///」
「し、仕方ないって・・・」
「惚れた女性と一緒にいて、しかもくっついて・・・ああ、ならない方が無理と言うものだ」
「っ・・・///」
「「・・・・・////」」
「お前ら、何を赤くしてるんじゃ?」
「つっ!?」
「い、いえ!何でもないわっ!」
2人は慌てて取り繕う。
「ん?おかしい奴らだな、まあいいか。さて、飯を食いに行くぞ」
「そうですね、走り回ったので腹が減りましたね、早く承太郎たちのところに戻りましょう」
「午前9時・・・朝っぱらから走り回るなんて、疲れたわ・・・」
磁力のスタンド『バステト女神』
本体・マライア
全身骨折のため入院、再起不能(リタイア)
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「遅いね・・・アヴドゥルさんたち、ジョースターさんを呼びに行ったまま帰ってこない」
「何やってんだ?女の身支度より遅いんじゃあないか?」
「アギ!」
「やれやれだぜ」
待ちぼうけの承太郎たち。
ふと視線を移すと近くに住む子供たちがままごとをしている。
「へへへ、子どもは無邪気でいいよなあ」
「おままごとか~、私も小さい頃やったなぁ~」
「ん?もやったのか?何役?」
「う~ん、いろいろ?お母さん役とかお姉ちゃん・・・あ!おばあちゃん役もやった!」
「ハハハッ!おばあちゃんまでやったのかよ!」
「うん、その時は女の子が年上から年下まで多くいたから男の子数人含めて、2家族に分かれてやって~・・・それで言われたのが『おばあちゃん』やってー!だった」
「ワハハハ!そりゃあ、さぞ可愛いおばあちゃんだったんだろうな!!アッハッハッハ!!」
「そんなに笑わなくてもいいじゃない!」
「おい、盛り上がってるところ悪いが・・・」
そこへ承太郎が入ってくる。
「やはりジジイたちが遅すぎる、敵に遭遇しているのかもしれん」
「様子見に行く?」
「ああ」
「よし、んじゃあ行くか」
腰を上げるポルナレフ。
「イギー、行くぜ」
「バウ!ガルルルル!」
「わかった、わかったよ!俺も腹が減ったよ!」
「ジョースターたちはマライアが相手をしている、となれば・・・承太郎たちの相手はこの俺がする。
DIO様――――この俺、アレッシーと『破壊と嵐の神・セト』があいつらをブチ殺します」
続く