エジプト編・第4話 『バステト神』のマライア
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
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「いた!あの女じゃっ!今度こそ・・・・って、うおおお!!」
立ち上がろうとしたが動けない。
「あの女、まさかまた罠を!」
「いいえ、もっと単純よ。ジョースターさん・・・・足下をよく見て」
「足下・・・・こ、これはッ、鉄道線路!!これでは動けん!!」
「ンフフフフフ・・・」
「しかもこれではッ、ああああ!!」
足だけでなく体も線路にくっついてしまう。
「つっ!この音はッ―――や、やばい!列車が来るぞ!!
アヴドゥル、『魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)』で線路を焼き切れ!」
「いけません、ジョースターさん!線路を切っては脱線して多くの怪我人や死者を出してしまう!!」
アヴドゥルはそう言うがもはや時間の問題だ、列車が迫っている。
「「!」」
「だ、だめ・・・間に合わなッ・・・」
ドゴ――――――ッ!!
「勝った・・・・」
列車は過ぎ去って行った。
「フフフフフ・・・・オホホホホホホッ!!勝ちましたわ、DIO様!ジョセフ・ジョースター、アヴドゥル、そして裏切り者のイシズを私が息の根を止めました、次は承太郎とポルナレフを殺し、高瀬里美をお連れしますわ」
「おい、アヴドゥル!」
「つっ!?」
マライアは驚いた――――
生きていたのだ、死んだと・・・殺したと思った3人が生きていたのだ。
「枕木を焼き切って土を掘るとは、良く思いついた!」
「これですよ、これ!
これこそ、このモハメド・アヴドゥルのイメージ!
こういう役こそ私のキャラクターです!ハハハハハハハ」
「確かに咄嗟の状況判断と危機を脱する方法を作り出すキャラクターっていうのは否定しないわ」
アヴドゥルが機転を利かせたようだ。
「くっ・・・こ、こ・・・この~~~ッ!!ビチクソがぁ~~~~~っ!!」
マライアはメンツが丸潰れである。
「味な真似をしおって、このッ!ビチクソどもがァァ―――ッ」
ボコン!ボコン!
改めて線路を焼き切ったアヴドゥル、そしてジョセフがハーミット・パープルでマライアの首を締め付ける。
「捕らえたぞ!さて、お若いレディ・・・気の毒だが、このままアンタの首を絞め落として一週間は病院に入ってもらう!
あんたの磁力は相当厄介なんでな・・・・」
「ンフフフフフ」
「ムッ!」
「!」
するとマライアの量胸が巨大化する。
「な~に想像してるのさ!言っておくけど、あたしの胸がでっかくなったんじゃあないわよ・・・てめーたちの磁力がどんどん強力になってきているのさッ!
これは私のポケットの中身よ、磁力に引かれて上がってきたのさッ!」
「2人とも伏せて!ボルトよ!!」
マライアの服の内側からボルトが飛び出してこちらに向かってくる。
「うおおおおッ!」
「『魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)』!」
「『平和の杖(パシフィック・ワンド)』!」
2人のスタンドの炎で溶かすもジョセフが少々負傷してしまった。
「うぐぐぐぐ・・・」
「フフフフフ・・・お前たちの磁力はどんどん強くなっている。
肉体をぐちゃぐちゃに押し潰すまでな・・・・」
そう言うとマライアは立ち去る。