エジプト編・第3話 アヌビス神
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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『オラオラオラオラオラオラッ』
一刻も早く決着をつけようと攻撃を繰り返すスター・プラチナ。
「必死だな、承太郎!これ以上、強化されてはもう貴様では敵わない・・・・いや、今のままでも十分苦しかろうッ」
「つっ・・・」
「しかし、ちょこちょこ横槍を入れられては面倒だからなッ」
『ッ!』
木をスター・プラチナ目掛けてぶん投げるチャリオッツ。
「つっ!?」
「反応が遅いぜッ!」
「ぐっ!」
里美の腹にアヌビス神の刀が突き刺さっている。
「ぐっ・・うう・・・」
「お前は殺さぬ、DIO様が必要としているからな。だが・・・承太郎を始末するのに邪魔をされては困る。
しばらく手傷を負って倒れていてもらおうか」
「・・・・くっ」
刀を抜こうとするがそれをアイス・フェアリーで刀身を掴んで抜かせまいとする里美。
「何をしている?」
「抜かせまいとしてるのよ、あなたはこれから承太郎を殺そうとしている」
「ああ、そうだ。
あいつにもこの刃を突き立てて内臓をバラバラにブチ撒けてくれるッ!」
「そんなことッ・・・させるわけにはいかない!
ましてやポルナレフに2度も『仲間殺し』をさせるわけにはいかないッ!」
「2度も?ああ、アヴドゥルのことか、だが奴は生きていたのだろう。
まあ、承太郎を始末した後にまた殺すことになるがなッ」
「やらせない・・・ッ」
「ちっ――、放せッ!この小娘がッ!」
「嫌ッ!」
「放さぬならばッ、瀕死の状態になるまでこの刃を突き刺すぞ!!」
「ぐうッ・・・」
さらに刃が食い込む。
「さあ、とっととその手を放せ!」
「ふ、ふふふふ・・・」
「ん?」
「何が可笑しい?痛さで頭がやられたかァ?」
「これは嬉しさの笑いよ・・・やっとあなたが捉えることが出来たんだから!!」
「何っ!?」
「『星の白金(スター・プラチナ)』!」
『オオオオッ!』
バコッ!
『オラオラオラオラオラオラッ!』
バコッ!バキャッ!バギャッ!バギャッ!
スター・プラチナが里美の背後から現れアイス・フェアリーが留めているアヌビス神の刀身を拳でブチ折っている。
「なっ、なにィ――――ッ!?
お、折られる!どんどん折り取られてしまうッ!」
刀身が無くなっていき柄だけになる。
「ところで・・・」
「!?」
「てめー・・・さっき、何かバラバラにブチ撒けるとか言ってたな?」
「ヒィィッ!」
スター・プラチナの後ろから承太郎をが現れる。
『オラァ!』
バキャッ!!
「ギャアアァッ!!」
スター・プラチナが柄も拳で叩き折られてしまう。
刀が無くなったことによりアヌビス神は爆散してしまう、操られていたポルナレフも倒れてしまった。
「まさにその通りになったな。
里美に気を取られていて俺が近づいているのに気づかなかったようだな。
しかし、刀が留まっていたから狙いが付けられやすかったぜ。
今の連打は俺の最後の全身全霊をかけて撃ち込んだからな・・・・決着がついて良かったぜ」
「はあ・・はあ・・」
グラリと里美が膝から崩れ落ちた。