エジプト編・第3話 アヌビス神
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「ポルナレフ、こいつはッ!」
「近づくな!承太郎、里美・・・こ、この剣がスタンドだ・・・。
承太郎の『星の白金(スター・プラチナ)』の素手の拳でこの切れ味と闘うのはかなりデンジャラスだぜ・・・トコ屋の店主は本体じゃねえ、操られているだけだ!!
お・・・おまけに、このスタンドは・・・前よりも強くなっているッ!」
額を切り付けられながらも店主を蹴り飛ばして難を逃れるポルナレフ。
「野郎ッ!」
尽かさずチャリオッツで切りかかるが――――。
「おっとッ!」
難なく防がれてしまう。
「ぐうう・・・」
「クフフフ・・・しびれるか?
フフフフ・・・もうお前がどの程度まで踏み込みまで耐えられるのか憶えたぜ」
のっそりと起き上がる店主。
「さて~~~、次の攻撃には、耐えられるかなぁ?ポルナレフ!ウシャアァ―――ッ!!」
連続で切りつけてくるアヌビス神。
「うおおおお――ッ!!」
あまりの攻めに押されて鏡に背中から激突して割ってしまう。
「「ポルナレフ!」」
「ウシャアァ―――ッ!」
「くっ!つ・・・強くなっている!一刀ごとに強くなっている・・・た・・耐えられん、ふ・・防ぎきれねえ!!」
咄嗟にタオルを投げつけるポルナレフ。
「ムッ!」
〈今だ、くらえィ!〉
チャリオッツが剣先を飛ばした、天井を跳ね返り、店主目掛けて飛んでくる。
「フン!」
「なにィ~~!?」
「言ったはずだ、お前の攻撃パターンは全部憶えた・・・。
1度闘った相手はたとえ持ち主が変わったとしても絶対に・・絶対に絶対に絶っ~~~~対に!負けなああああいィィィ!!」
不気味な光を放つ刀を手に歩み寄って来る店主。
「だ・・だめだ・・、もう剣がねえ!や・・・やばい、2人とも助けてくれ!」
「『星の白金(スター・プラチナ)』」
「『氷の妖精(アイス・フェアリー)』」
「つっ・・・・・くゃあッ――――ッ!」
承太郎たちがスタンドを出したことにより目標をポルナレフを承太郎たちに変える。
ガキィィィィン!!
『オラァッ!』
アイス・フェアリーが氷壁で攻撃を防ぎ、スター・プラチナが店主の顔に拳をブチ込んだ。
店主はそのまま窓ガラスを突き破り、外へと倒れた。
「や、やったのかッ!」
「ううん・・たぶん浅い」
「いや、たぶんどころか全然浅いぜ・・・とりあえず当てるのが精一杯だったぜ。
里美がいてくれて助かった、もしかしたら俺の方が切られていたかもしれねえ。
だが・・・やばいな、こいつは強いぜ。久々に登場した、策や術を使わない『正統派スタンド』だ・・・」
「クククク・・・」
「「「!」」」
気づくと店主はムクリと起き上がっていた。
「さすが『星の白金(スター・プラチナ)』と『氷の妖精(アイス・フェアリー)』・・・噂通りの攻撃力と防御力だ・・・しかし、その動き・・・今ので憶えた」
「「「・・・・・・」」」
3人は背筋がゾッとする。
「やばいぜ・・・闘えば闘うほど攻撃が加速されていている・・・。
次の攻撃は今までのうちで最大の速度と最大の強さと最高のワザで繰り出されるぞ!
里美、いかにお前の『氷の妖精(アイス・フェアリー)』の防御力でも『星の白金(スター・プラチナ)』の攻撃力を取り入れた強さには防ぎきれないッ」
「・・・・っ」
ジリ・・ジリジリ・・・
「ウシャアアアアアァ―――ッ」
飛び上がって攻撃してくるアヌビス神。
「どけ、ポルナレフ!里美!奴は俺を切ろうとしている!」
先にポルナレフを突き飛ばす承太郎。
「無理だ、逃げろ!承太郎ッ!」
「死ねエエエエイ――ッ!!」
刃が承太郎の頭に振り落とされそうになったとき・・・。
ガキイイイイイィィィン!!!