エジプト編・第2話 『クヌム神』のオインゴと『トト神』のボインゴ
名前変換
この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「お待たせしました」
そこへ注文していたアイスティーが届く。
「あ、来たわね」
「どうぞ、サービスのレモンとミルクです。シロップもどうぞ」
「ありがとうございます」
オインゴは背中を向けて厨房に戻りながら、ジョセフ達を見る。
「あ~、冷たくて美味しい~!」
里美が美味しそうにシロップを加えたアイスティーを飲んでいる。
〈飲むぞ・・・飲むぞ・・・〉
〈の・・・の・・・飲め・・・ググ・・グイッと飲み込め〉
陰で隠れているボインゴも見ている。
「じゃあ、わしも」
「俺も」
「・・・・・」
「私はミルクを入れようかしら」
各々アイスティーに加えてストローに口をつけて中身を啜る。
〈〈口に入る・・・〉〉
「きゃあ!この犬が!あたしのケーキをッ!」
「誰だ、犬を店の中に連れ込んだのはァ!」
「「「「ブッ――――ッ」」」」
口に入る前に噴き出した4人。
「あ、イギー・・・」
「奴を忘れてた」
「やれやれだぜ」
「この犬!おい、追い出してくれ!!」
「誰の犬よ!あたしのケーキが食べられたわ!!」
イギーのせいで店内は大騒ぎである。
「ジョースターさんと承太郎とポルナレフはイギーを追ってちょうだい。私はあのお客さんにお詫びとお会計を済ませてくるわ」
「わかった!待ちやがれッ、このクソ犬―――ッ!!」
3人にイギーを追わせて、被害に合った客に詫びを入れに行くイシズと里美。
丁重にお詫びをして代わりのケーキの注文と『会計をこちらで支払わせてほしい』と言って誠意を見せ、納得してもらい、自分たちの会計も済ませて店を後にした。(会計にコーラを5本分持ち帰りも含めて)
「何故だ・・・口に含んだのにッ!」
オインゴには信じられなかった、ボインゴの予言が外れるとは・・・。
「チクショ―ッ!この後の予言はどうなっているんだッ!」
オインゴがボインゴのマンガを広げると『毒を飲んだ後にこう出ていた。
『でも犬が邪魔をしたので呑み込みはしなかったのです。チクショーッ!』
「ボインゴ!」
「ま・・・まだ出てない、で、でも・・・予言は間違いはなかった・・・『トト』はすぐ近い未来しか・・・わからない・・・」
「よしッ!今度こそッ、今度こそ次の予言で必ず殺すのだッ!」
『あと1歩だったのにィ!
オインゴ兄とボインゴ弟はものすごく悔しがりました、でもすぐに気を取り直すとオインゴとボインゴは5人と1匹を追って行きます。
後を追っている途中、関係ないけど本能的にとてもムカつく顔の男とすれ違います。
兄弟はこーゆータイプの顔は大嫌い!
男は関係ないけど意味もなく殴ってやると!
そのムカつく顔の男は大慌て!大金の入った財布を落としていきました!
ワーイ!大儲け!兄弟は本当にラッキー!ピース!』
その後確かに、そういう男がやってきた。
オインゴは計画が上手くいかなかったこともありムシャクシャしている。
憂さ晴らしに男の顔を思いきり殴った。
男は予言通り、殴られた怖さとパニックで大慌てで逃げ出した。
逃げた後には財布が残されていた、中には確かに大金が入っている。
「ワハハ、バカだね。やろー、財布を落としていきやがった、こーんなに入ってるぜ」
「儲けたね、お兄ちゃん。グヒヒ、グヒヒ・・・」
マンガの予言通り、大儲けの兄弟。
そして再びジョースター達を追う。