エジプト編・第2話 『クヌム神』のオインゴと『トト神』のボインゴ
名前変換
この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その後バスを遅らせて出発したオインゴとボインゴ。
「あ・・・」
マンガを捲ったボインゴがオインゴに告げる。
「兄ちゃん、新しいページが出たよ・・・」
『オインゴとボインゴの仲良し兄弟は4時間後のバスに乗ったので事故には合わずに済みました!ルンルン♡
仲良し兄弟の次なる冒険はアスワンの街に入ると・・・おっ!いたぞ!憎っき8人がいるぞっ!
だけどその中の1人、高瀬里美という女の人はDIO様が連れてきてほしいと言っている人です。
この人は殺してはいけません!
あとの7人の中には裏切り者がいます!その裏切り者も一緒にオインゴとボインゴの兄弟はやっつけなければならないのです!
奴らは話しています。
『アヴドゥルの怪我は軽いが花京院の目の怪我が心配だなあ(ポルナレフ)』
『医者は入院の必要がありと言っているぞ(ジョセフ)』
『花京院とはどうやらこの街で別れるしかないようだな(承太郎)』
花京院が戦闘続行が不可能になったようなのでがっかりしている奴ら。
でもイシズが励ましています!
『仕方ないわ、アヴドゥルの怪我はアイス・フェアリーの能力でどうにかなったけど・・・花京院くんの目は戦闘後で傷を塞ぐので精一杯だったわ。里美も限界だったし・・・。
むしろ、応急処置が早くて良かったわよ。あのままじゃ目を完全に失明ていたわ(イシズ)』
『うん・・・傷の方は治りかけているから、あとは視力に関係する神経がやられていなければ失明しないってお医者さんも言っていたもんね・・・(ジュナ)』
『ああ、そうだな・・・戦闘後で、しかもあそこまでよく耐えてくれた。しかし里美の消耗も激しいからな、アヴドゥルの合流後、花京院はスピードワゴン財団の医師に任せて我々は一時、休息する場所を見つけよう(ジョセフ)』
ジョセフ・ジョースターが歩き出した時ジュナが止めました。
『あの、ジョセフさん・・・(ジュナ)』
『ん?何じゃ?(ジョセフ)』
『私、残ってもいいですか・・・?典明の傍にいてあげたいんです・・・、DIOの刺客が来るかもしれないし・・・、治るのにも時間がかかるから・・・・だから護衛としても残りたいんです・・!(ジュナ)』
『よし、わかった。花京院のことを頼むぞ(ジョセフ)』
ジュナは花京院と一緒にここに残るようです!
奴らは二手に分かれたぞ!!』
「二手に分かれた・・・」
「ム!奴らだ・・・ボインゴ、マンガの続きはどうなっている?」
『DIO様をところに向かう奴らですが、やっぱり花京院のことが心配しているようです。
あまり心配しているので・・・・毒入りの紅茶を飲んでしまいました。
ゴクリッ!
兄のオインゴが紅茶にコロリと死ぬ毒を盛ったからです、バンザァーイ!』
「なるほどな」
ニタリと笑うオインゴ。
「弟よ、俺たちは無敵の兄弟だなっ。
お前の未来が見えるマンガのスタンドと俺のこのスタンドがあればッ!」
オインゴが自分の顔を自分の手によって変形させている。
「俺のスタンド能力は『変身能力』!
これで奴らは皆殺しよッ!俺たちのカードは書物の神『トト神』と創造の神『クヌム神』、オインゴ、ボインゴ兄弟だ!」
オインゴはある喫茶店の店員を殴って気絶させて、ボインゴに店の奥に引っ張り込ませた。
「マンガによると奴らはこの店の・・・このテーブルで、奴らは毒入り紅茶を飲むッ!」
「ぼ・・・ぼ・・・僕のスタンド『書物の神・トト』の予言は必ず当たる。
ウケッ、ウケッ、ウケケッ・・・・・」
すると向こうからジョセフ達がやってくる。
「アヴドゥルの首の傷は急所を外していて尚且つ里美の処置が早かったため明日には退院できるそうだが・・・出血が多かったからな、今は点滴中だ。
花京院は重傷だ、目の傷を塞ぐのは里美のアイス・フェアリーがやってくれたから外面的負傷は大丈夫だそうだが・・・内面的負傷が経過を見ないとわからんようだ」
「無理もないぜ、目をパックリやられたんだからな」
「ああ、だから目の神経の経過観察ともしくは手術をすることにもなるから数日は入院せねばならない。
ジュナは残るそうだ、わしも護衛も必要だろうということに納得し、彼女を病院に残してきた」
「そうか・・・心配だな」
「ってことは・・・花京院とジュナはここでリタイアせざるを得んかもしれんな」
「仕方ないわね・・・。
里美、落ち込まないの。あなたは精一杯やったんだから、アヴドゥルも花京院くんもジュナもそれは理解してくれているわ。
あなたがいなかったら手当がもっと遅れていたかもしれないんだから」
「うん・・・・」
イシズが里美の頭をポンポンと撫でた。