第21話 女教皇~ハイプリエステス~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「な、何だよ!お前たち!その目は!!」
「いーえ・・別に~」←心にもないこと言ってんじゃあないわよという態度のイシズ
「・・・・」←花京院にショックの眼差しを向けているジュナ
「・・・・」←怒り過ぎてもはや視線すら合わせない里美
すると突然辺りが揺れ始めた。
「き、貴様ら――――ッ!心から言っとらんなああああ――――ッ!!ぶっ殺すッ!」
舌でジョセフたちを空中に放り上げるハイプリエステス。
「HOLY SHIIIT!!(やっばぁーーい!!)」
〈〈〈まあ、こうなるだろうね・・・〉〉〉
ミドラーの怒りも最もであろう、同じ女性の3人は浮かび上がったまま空中で同情した。
「な、何だこれは!」
「舌だッ!スタンドのベロだ!」
「危ない!気を付けろ!!」
「承太郎!心無いことを言いやがって――――!まずはお前の可愛い彼女からすり潰してくれるわ!!」
「!」
ハイプリエステスの舌が里美に向かってくる。
「里美――!」
承太郎が里美の手を引き、抱き込んだそのため舌が承太郎の背中に激突する。
2人はそのまま奥歯の方に吹っ飛んでしまう。
「承太郎!」
「大したことねえッ・・・おめーは平気か?」
「うん、承太郎のおかげでなんとか・・・って承太郎!!上!!」
「つっ!!」
『オラッ』
上の歯が下がってくるのをスター・プラチナで止める承太郎。
「な・・・なんてパワーだッ・・・」
「承太郎ッ・・」
「私と力比べしようってのかい?
ンフフフ、無駄だよ!この大きさじゃいくらアンタのスター・プラチナでも抑えきれないだろう?
それにこの歯の硬度はダイヤモンドと同じ!貴様から潰し殺す!!
せいぜい大事な彼女を一緒に押しつぶさない様に頑張ることだねぇ!!」
「く・・くっそッ・・!里美、早く今のうちにここから出ろ!」
「でも承太郎は・・・」
「いいから早くしろッ、ジジイ!花京院!こいつを引っ張り出せ!!」
「邪魔するんじゃないよォ――――ッ!!」
承太郎に言われてスタンドを伸ばすが舌で邪魔をされて助けられないジョセフたち、さらに足場も悪い。
「ちっ・・!」
だんだん上下の歯の間隔が狭くなってくる。
「里美ッ、身を小さくしろッ」
「でも!」
「早くッ・・しろ!」
「っ!!」
挟まれるまでもう時間がない、猶予もない。
ガシッ!
承太郎のタンクも食い込む。
ボコオォォン!!
ついにタンクも破裂し、承太郎と里美はハイプリエステスの歯によって押し潰された。