第21話 女教皇~ハイプリエステス~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「なあ~~んだ、ハンドシグナルなら俺も1つ知ってるのによ」
「え?なーに、それ・・・?」
「ん?知りたいか?ジュナ」
ポルナレフは手をパン!と1回慣らし、Ⅴサインを作り、片手で〇を作り覗き、遠くを見るようなしぐさをする。
「「「?」」」
女性全員は意味が解らないという顔をするが男性陣はポルナレフが何が言いたいのかわかったようだ。
「パン・ツー・まる・見え」
「「!?///」」
花京院の言葉に反射的に自分のスカートを押さえる里美とジュナ。
*ちなみにイシズはデニムジーンズである。
「YEAAAH!!」
通じたことを喜びタッチをしているポルナレフと花京院。
ゴツンッ!!ゴツンッ!!
すると2人の頭にゲンコツが落とされた。
「襲われて死にかけてるのにくだらないことやってんじゃあないわよッ!!しかもレディーの前よッ!少しは自嘲しなさいッ!!」
イシズが殴られて小さくなっている2人に怒鳴っている、しかも『今度やったらゲンコツじゃすまないわよ?』と軽く脅していた。
イシズに怒られながらも水が満タンになってきたためレギュレーターとゴーグルをつける各々。
潜水艦の出入り口を開けて全員の安全を確認するジョセフ、各「OK」サインを出していたがポルナレフだけがゴボゴボ溺れそうになっている。
「「「「「「「!?」」」」」」」
「二ギギッギギギッ」
なんとハイプリエステスが既にレギュレーターに変化していて装着したポルナレフの口に噛み付いていた。
「ポルナレフ!」
「ゴバゴバッゴババババッ」
ゴーグルも外されて視界が悪くなり、どうにもできないポルナレフ。
そうこうしているうちにハイプリエステスがポルナレフの口から体内に入ってしまう。
「ジジイ!水を排水しろッ!」
「もう遅い!!奴め、この時を狙っておったのか!!」
「まずい!このままじゃ体内から破裂させられるわ!」
口から喉を通り、さらに奥まで進もうとしているハイプリエステス。
「『隠者の紫(ハーミット・パープル)』!」
「『法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)』!」
ジョセフと花京院がスタンドを発動させ、ポルナレフの鼻から体内に入り込む。
「喉の奥へ行く前に捕まえたぞッ!花京院!」
「僕もです!変身する前に吐き出させるんだ!!」
2人のおかげでハイプリエステスをポルナレフの口から体外へ吐き出させることができた。
「よし!そのまま押さえてろ!」
「いや!別の物にもう変身しているぞ!」
ハイプリエステスは体外出されても攻撃の手は緩めない。
「水中銃!」
「狙われてるぞ!」
ゴーグルを再装着したポルナレフはシルバー・チャリオッツを発動させる。
「俺が奴の攻撃を防ぐ!みんなは外へ出てくれ!」
「僕も加勢する!『エメラルド・スプラッシュ』!!」
ポルナレフと花京院が時間稼ぎをしている間に順番に潜水艦の外へ出て行くジョセフたち。
「ジジイ!早くしろ!」
「わかっておる!」
ジョセフを引っ張り出す承太郎。
「ポルナレフ!花京院くん!あとは私が!」
水中に氷の壁を張り、水中銃の攻撃から守る##NAME1##。
「再装丁している!急げ!」
ポルナレフと花京院が出てきて蓋を閉めるのとほぼ同じ瞬間に水中銃が発射された。
「間一髪だったぜ・・・」
「ああ・・・」
すると承太郎がレギュレーターをポルナレフに渡す、タンクをシェアするためである。
「大丈夫か?ポルナレフ」
「ああ、すまねえ。助かったぜ・・・メルシーボーク、承太郎」
「ああ」
8人は落ち着きを取り戻し、海底を泳いでいく。