第21話 女教皇~ハイプリエステス~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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アヴドゥルが仕入れてくれた潜水艦に乗り、紅海を渡っているジョースター一行。
「しかし潜水艦なんて・・・確かに考えてみれば結構大胆な買い物よね」
「そうじゃろう!だから密かに仕入れてもらう必要があったのじゃ、そこで療養を終えたアヴドゥルにその役目を頼んだんじゃ。
診てもらったところ傷も数日すれば治ると聞いて、動けるようにもなると言っていたのでな」
「でもそのせいでお姫様たちをご機嫌ナナメにしたようよ。
ほら、承太郎と花京院くんが機嫌を直すのに手間取ってるわ」
「ジュナ、本当にすまなかった。ごめんって・・・」
「知らない・・・」
「おい、いつまで膨れてんだよ?」
「フン」
「はあ~~、女性の扱いも知らんとは我が孫ながら情けないのォ」
「あら、あれはジョースター家の男子特有なんじゃないの?」
「ん?どういう意味じゃ?」
「『ジョースターさんも奥様には頭が上がらないんじゃない?』ってことよ」
「・・・・・」
「その顔は図星ね」
「そ、そんなことはないぞ!本当にないぞッ!」
慌てるジョセフを余所に操縦席に向かうイシズ。
「そういえば誰が操縦するの?これ」
「私が操縦する」
「そう、アヴドゥルが操縦してくれるなら安心ね」
「わしもできるよ!わしも!」
『ジョースター(ジョセフ)さんだけは絶対にダメ!!』
「・・・・・」
女性3人に声を合わせて言われてしょんぼりなジョセフ。
「おい、見ろよ!ジュナ!魚だぜ!!」
ポルナレフが潜水艦の外を見てジュナにおいでおいでをする。
「わあ~・・・本当だ・・///」
「ジュナは海の中初めてだもんな」
「うん・・・魚は吊り上げられたのしか見たことない・・・」
「花京院、眉間にしわが寄ってるぞ」
「放っておいてくれないか・・」←ジュナの気がポルナレフに奪われて悔しい
「里美も来いよ!魚もだが岩も綺麗だぜ!」
「うん!」
里美も窓まで駆け寄る。
「本当だ!私、水族館とかしか行ったことないから・・・・本物の海の中ってこんなに綺麗なんだね」
「ああ、できれば普通のレジャーで来たかったぜ~ッ。まあ、こんなに可愛いレディーがいるからいいけどよ!」
「フフフ・・・」
「ポルナレフってば、すぐに調子に乗るんだから!」
「「・・・・・・」」
「同じ顔してるわよ、お2人さん」
「イシズさん」
「もう少し・・・彼女たちのこと信用してあげなさい、彼女たちだって状況はちゃんとわかっているわ。
私だって・・・仲間になった以上、あなたたちの状況や自分の状況はわかっているつもりでいるわ」
「・・・・・」
「承太郎、花京院くん、あの子たちが賢いってことはあなたたちがよくわかっているはずよ」
「・・・・ああ」
「・・・・はい、そうですね」
自分たちの考えの浅はかさに反省する承太郎と花京院。
「よし!じゃあ・・・私が仲直りに一肌脱ぐか!」
そう言ってポルナレフたち3人に近づくイシズ。