第19話 審判~ジャッジメント~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「おい!!みんな、驚くなよ!!」
カメオを倒した後、ジョセフたちに合流したポルナレフとイシズ。
「ぽ、ポルナレフ!?どうしたの、その傷!!」
ポルナレフの血まみれの姿に驚く一同、特に里美は真っ先に駆け寄った。
「そんなことはどうでもいいぜ!!それより里美!いい報告があるんだ!ジュナ!お前にもな!!」
「え・・・?」
「ん~~、なんというか、まあ・・・・驚くべき人物に出会ったのよ」
「驚くべき?」
「人物?」
「そう!そうそうッ!!そうなんだよ!!誰に出会ったと思う?
いいか?たまげるなよ!承太郎!!驚いて腰抜かすんじゃあねーぞ、花京院!ジョースターさん!!」
全員「?」である。
「パンパカパーン!!登場!!」
「「!」」
「アヴドゥルの野郎が生きてやがったんだよォ!オロロ~~~ン!!」
「アヴドゥルさん・・・!」
「本当に・・・?」
里美とジュナは驚いて固まっている。
「久しぶりだな、里美、ジュナ。元気だったか?」
「あ、アヴドゥルさん!!」
「本当に・・・本物のアヴドゥルさんだあ・・!!」
アヴドゥルに飛びつく里美とジュナ。
「ハハハハハッ!熱烈な歓迎だな!」
「本当に生きてるんですね!!」
「ああ、もちろんだ」
「よかった・・・よかったよォ・・・!」
2人とも泣き出す。
「いやいや、参ったな」
「しょうがないぜ、特に里美はおめーが撃たれるのを目の前で見ちまったんだからな」
「ああ・・・そうだったな・・・」
「そうね、里美はあなたの名前が出る度に暗ーい顔してたわ」
「すまなかったな・・・里美、私のことで辛い気持ちを味合わせてしまったな」
「ううん、大丈夫・・・、だって生きてたんだもの」
涙を拭いながら笑う里美。
「さて、では出発するかの」
「「「「え?」」」」
「ああ、荷物運ぶのを手伝いますよ」
アヴドゥルが鞄を持つ。
「よう、アヴドゥル」
「久しぶりだね、元気だったかい?」
「ああ、花京院。この通りだ」
「背中の傷はもう大丈夫なのか?」
「はい、ジョースターさん。ちょいと突っ張りますがね」
何にもなかったかのように振る舞っているジョセフと承太郎、花京院。
さらに死んだことにされていたアヴドゥルさえも何もなかったかのように接している。
「え・・・?どういうこと・・?」
「何でみんな普通なの?」
里美もジュナもポカーンとしている。
「お、おい・・ちょっと待て・・・」
ポルナレフもポカーンとしている。
「インドからの旅はどうだった?」
「敵にはまだ私が生きていることは気づかれていないはずです」
「2週間ぶりだな、お互いここまで無事で何よりだぜ」
「承太郎、相変わらずそんな服を着て・・・暑くないのか?フフフ」
「おい、コラ!待てと言っとるんだよッ!てめ―――――らッ!!
あまりにも自然体に動き過ぎる4人に怒鳴るポルナレフ。
「おい・・・どういうことだ?その態度は何だよ!死んだ奴が生きてたっていうのに!
なんなんだよ、その平然とした日常的な会話はよ!!」
「そうですよ、ジョースターさんも花京院くんも承太郎も・・・何でそんなにあっさりしてるんですか?」
「そうだよ・・・アヴドゥルさんが生きてたんだよ・・・?」
「あー・・・」
思い出したと言わんばかりに手を打つジョセフ。
「ま、まさか・・・」
イシズが顔を引きつらせる。