第19話 審判~ジャッジメント~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「え?」
「おい、アヴドゥル・・・何を考えて・・・」
「『4つにしてくれ』」
「なに!?」
「『願い』だよ、『願い』・・・『3つの願いを4つにしてくれ』というのが願いだ」
「貴様・・・そういう冗談はッ・・・」
「『嫌だ』というのか!?カメオ!!貴様が言い出したのだ!約束は守ってもらうぞ!!」
アヴドゥルはマジシャンズ・レッドを放つ。
「クククヒヒヒ!やわな蹴りだな!」
先ほどと同様に受け切れると思ったジャッジメントは腕で防御しようとする。
バギャッ!!
「あぎっ!?」
しかし同様どころではなかった先ほどより比べ物にならないくらいの威力の蹴りだった。
ジャッジメントの腕が砕けてしまう。
「な、何ィィ!!!にぎゃあああ!!」
「チッ♪チッ♪
1つ目の願い叶ったな、第1の願いは貴様に『痛みの叫び』をあげさせることだ」
「さっきとは比べ物にならない強さだわ・・・」
「ああ、『吊られた男(ハングドマン)』に刺された背中がまだ完全に治ってなくてな。
さっきはその傷を庇っていたせいでパワーを出しきっていなかったのよ。
インドで立てるようになったのも、つい3日前だ・・・・ここまでは飛行機を使ったから旅は楽だったがな」
「あ~、なるほど~~・・」
納得がいったイシズ。
「だそうよ、攻撃を見て、見切ったと思い込んだのが間違いだったってことね」
「そういうことだ、何事にも様子見というのは必要だ。少しはわかったか?ポルナレフ」
「・・・・おう、今までので十分身にしみてるぜ」
「そして、第2の願いは――――ッ!」
炎の縄でジャッジメントの首を絞めるマジシャンズ・レッド。
「ぐぎゃああぁぁぁぁッ!!!」
「『恐怖の悲鳴をあげさせること』!さらに第3の願いは!!」
ベキッ!!
「『後悔の泣き声をあげさせること』だ!!」
ジャッジメントの背中を蹴りつけるマジシャンズ・レッド。
「ヒイイィィィィッ――!!」
ジャッジメントはマジシャンズ・レッド。の攻撃を回避するために煙で姿を隠してしまう。
「やっ、野郎!逃げたぞ!!」
「待ちなさいって、ポルナレフ。すぐには逃げないわ」
「ああ?どういうことだよ?」
「『魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)』の攻撃を食らっている様子を見た時に思ったわ、相手はおそらく近距離から中距離のスタンドね。
それに今のパワーやスピードからして本体は私たちのすぐそばにいる。ものすごーく近くにね」
イシズは声を潜める。
「探しましょう、この草陰だもの。どこかに隠れているはずよ。
でも普通の隠れ方じゃないわ、動いたら私たちに気づかれるから・・・・私たちの様子をうかがいながらまた攻撃してくる。その前に見つけましょう」
「うむ」
「わかったぜ」
3人は周辺を探し始めた。