第19話 審判~ジャッジメント~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「ポルナレフ」
「ん?イシズ・・・ついて来たのかよ」
1人で砂浜に戻ってきたぽポルナレフを追ってきたイシズ。
「ええ、里美は承太郎がついてるし、ジュナは花京院くんがついているから平気よ。
それに一番責任を感じているのはあなたでしょ?」
「当たり前だろうッ!
妹の仇討ちだったとはいえアヴドゥルを死なせちまったのは俺なんだ・・・・償う方法なんてねぇんだよ、あの父親に対してな」
砂浜の石を拾い、海へ投げる。
「ああ・・・落ち込むぜ」
「かといってアヴドゥルが戻ってくるわけでもないでしょう?同じようなことがある私が言うのもなんだけどね・・・落ち込んでいるだけじゃ止まっているのと同じよ。
ゆっくりでいい、まずは前を向かなきゃ・・・」
「・・・・前を向く・・か・・・わかっちゃいるんだがよ」
海を眺めているポルナレフだがそのうち砂浜に何やらキラキラしたものが埋まっていることに気づく。
「何だ?こりゃ」
拾いあげるポルナレフに近づくイシズ。
「海底にあった難破船の漂流物かしら?フジツボがびっしりだわ」
「ああ、でもなんか変な模様してるなぁ」
「形からするとランプかしら?」
「みたいだな。ヘヘッ、擦ったら魔神が出てきたりしてなぁ」
「まさか!『アラジンと魔法のランプ』じゃないんだからそんなわけ・・・」
フジツボを剥がしていたポルナレフが言った冗談に笑うイシズだったが・・・。
「「え?」」
ランプから光が放たれ、モクモクと煙が出始める。
「3つ!」
「うわあああ――――ッ!」
「きゃああぁ――――ッ!」
「3つだッ!願い事を言え!!叶えてやろう!!望むものを3つ言えッ!!」
自分たちの目の前で起きていることが不思議で仕方がない、まさにあの『アラジンと魔法のランプ』のランプの魔神が目の前にいるのだ。
「俺の名前は『カメオ』、ランプから出してくれた礼をしたい、願い事を3つ言えと言っているのだ」
「貴様ッ、新手のスタンド使いか!?」
ポルナレフはシルバー・チャリオッツを繰り出す、しかし攻撃を受け流され、反撃される。
「このパワー・・・」
「ああ、かなり近くにいやがる!
てめーの本体はどこにいる?!必ず近くにいるはずだ!!何者だ!!」
「ククク、その質問が1つの目の願いでいいのか?そんなつまらん願いでいいのか?」
「おちょくるんじゃあねぇ!!何が『3つの願い』だ!!てめーの力でこの俺をすぐにでも大金持ちにでもできるってのかァ――――ッ?」
「それが1つ目の願いか?」
「やれるもんならやってみやがれ、このスットコドッコイ!」
「よかろう!叶えよう!」
「「えっ?」」
「Hail 2U!!(君に幸あれ!!)」
するといきなり魔人が消えた。
「何だったの?」
「わからねえ・・・新手のスタンド使いの追手かと思ったが・・・」
チャリ・・チャリチャリ・・・・
すると草陰から金属音が聞こえる。
「「・・・・」」
2人は顔を見合わせる。
「聞こえた?」
「ああ・・・でもまさか・・」
半信半疑で草陰を調べるとそこには金貨や宝の一部が見えている。
2人で掘り返して見るとそこには金銀財宝がどっさりと埋まっていた。