第18話 死神13~デス・サーティーン~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「さ~~て、それじゃあ最後に余裕ある勝利とハッピーで爽やかな気分を象徴した叫びを発させてもらおうかな~~」
すると・・・デス・サーティーンの背後に・・・。
「ラリ・・ん?」
『『ラリホー』』
後ろにはハイエロファント・グリーンとアイス・フェアリーがいた。
「なあーんだ、俺の作った偽物たちか」
安心したのもつかの間・・。
「うっ!?があっ・・・」
アイス・フェアリーは髪の毛で、ハイエロファント・グリーンは両手でデス・サーティーンの首を締め付け始めた。
「な、何ッ・・・ば、バカなッ!?こいつらは・・・ほ、本物!?
本物の『法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)』と『氷の妖精(アイス・フェアリー)』ッ!!」
デス・サーティーンが攻撃を受けたことにより承太郎たちの体が自由になる。
「か、花京院!」
ポルナレフがティーカップの中に座っている花京院を見つける。
「僕が気を失う前にハイエロファントを出していたのを忘れたのかい?
ハイエロファントを地面に潜り込ませて隠したのさ、眠りに入る前にね・・・」
「うっが――ッ!!たったちゅけてェ―――ッ!!」
「さあ、お仕置きの時間だよ。ベイビー」
「ぐうっ・・・このっ、放せっ!このっ!」
鎌を振り回したり、体を揺さぶったりしてハイエロファント・グリーンとアイス・フェアリーから距離を置こうとするが・・・・。
「やめろ、『死神13(デス・サーティーン)』・・・・確実にお前の視界に入っている。
大鎌で切ることはできない、それ以上無駄な抵抗をすると・・・・いくらお前が赤ん坊でも、本当に首の骨をへし折るぞ!」
「花京院!」
ジョセフたちが駆け寄る。
「花京院・・・わしらは君に謝らなくっちゃあならない」
「俺もだ・・・、俺はお前のことを精神的に弱い奴だと疑ってしまった・・・。
赤ん坊がスタンド使いということを信じてやれなかった。
迫った危機に孤独に闘っていたんだなあ、すまない」
「ごめんなさい、花京院くん・・・私もただ、あなたが精神的に参ってきているんだと思っていたわ。
もっとあなた自身を信じてあげるべきだったのよ、ごめんなさい」
「典明・・・私も・・・」
「いいや、いいんですよ。ジョースターさんもポルナレフも・・・みんなも疑いたくなるのは無理もない状況でした。
それに実際、夢の中にスタンドを持ち込む方法を思いついたのは・・・・ポルナレフ、君に当身を食らった時にひらめいたんだ。
だから、君におかげでもあるんだよ」
「そ、そうなのかあ~~~?なんか複雑な気持ちだなあ、面目な~~い!」
照れるポルナレフ。
「それに・・・」
花京院は里美に近づく。
「里美は僕の伝えようとしたことに少なからず気づいてくれたんだね、嬉しかったよ」
「ううん、私も半信半疑だったの。
でも、花京院くんは意味もなく内輪もめを仕組んだりする人じゃないって信じていたから・・・・きっと何か理由があるんだって思ったの。だから花京院くんとここに来るまでのこと考えたら『もしかして・・』と思ってスタンドを発動させてから眠ったの」
「ありがとう・・・信じてくれて・・・」
「くっ・・くそっ・・・、俺の首を早く締め落とさないのは俺が赤ん坊だから、手加減しているのか・・・?
クケケケ、だがな・・・その性格の甘さが命取りだぜ、花京院!高瀬里美!お前たちはまだ・・・俺のナイトメア・ワールドにいるんだぜッ!」
和んでいる様子を見て苦しみながら怒りがこみ上げてくる『死神13(デス・サーティーン)』ことマニッシュ・ボーイ。
「!」
「雲の動きが・・・変わったわ!」
「奇妙な動きをしていく!」
「やばい!なんか、やばいぜ!!」
「妙なことをするんじゃあないぞ!『死神13(デス・サーティーン)』!!」
「つっ!」
敵スタンドを見上げる花京院と里美。