第18話 死神13~デス・サーティーン~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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「ど、どうやって闘えばいいんだ・・・・どうやって!?
ここは何でもありの世界なんだ!
ルールとか常識なんてない・・・ヤツの思い通りに動かせる世界なんだ!」
「ヤツって誰よ!ポルナレフ!」
「この世界の主!あの赤ん坊のスタンドだよ!!『死神13(デス・サーティーン)』!!」
「夢の中にしか現れないスタンドってことなの・・・・?でも、相手がスタンドなら私たちもスタンドを出して戦えば・・・・」
「いいや、ジュナ。ここでは俺たちのスタンドは出せねえんだ・・・」
「え・・?どうして・・・?」
「わからねーよ!とかくここはヤツ、『死神13(デス・サーティーン)』の支配する悪夢の世界でさっき言ったようにルールや常識なんてもんは通用しないんだ!」
「そんな・・・」
「いや、待て・・・1つだけルールがあったぜ・・・」
ポルナレフは振り返った。
「俺たちを切り刻んで殺すのだけは・・・・『死神13(デス・サーティーン)』が直接やるってことだ!」
「ラリホ~~~!!」
そこには大鎌を持ったデス・サーティーンがいた。
「おおおおおおっ!!」
「無駄だ、承太郎!夢の中に俺たちのスタンドは持ち込めないんだ!!」
「スター・プラチナ!!」
里美を抱きかかえるようにしてスター・プラチナを出した承太郎。
「え・・・?おかしい、スタンドが出た・・・」
「おかしい?」
スター・プラチナはデス・サーティーンを向いていたがクルッと承太郎を振り返る。
「!」
『オラオラオラオラオラオラッ』
スター・プラチナがラッシュを繰り出してきたため里美を自分の背中で庇う承太郎。しかし鎖で身動きが取れないため2人で吹っ飛ばされる。
「承太郎!」
「うぐ・・自分のスタンドだけに効いたぜッ・・・」
『ハハハッハハハハハッ!』
するとスター・プラチナの手にフライパンが・・・。
パッコォォ――ンッ!
『おろっ』
「「!?」」
自分の顔を何度も叩き、変な顔をするスター・プラチナ。
「どうしちゃったの・・?スター・プラチナ」
「さあ、全くわからん・・・」
『わははははははっ―――――!!』
「「!」」
すると顔が360度グルグル回り出す。
「ラリホォォ~~、俺は偽物だよォ~~ん!」
スター・プラチナの顔がデス・サーティーンになる、さらにスター・プラチナ、シルバー・チャリオッツなどスタンド同士のイメージが組み合わさった変なスタイルで出てくる。
「この圧倒的な強さ!この絶対的な恐怖!楽しいねェ~~ッ!」
「スタンドとは精神のエネルギーだ!『夢』とは無防備状態の精神!!
その無防備状態の精神を『死神13(デス・サーティーン)』は包み込んでしまっているからスタンドは出せなくなっているのだ!!
ジュナ、お前のレスト・ウッドの『幻覚』、『幻影』とは似たもん同士だが俺の方が能力的には勝るだろ~~~?
お前はこんな圧倒的、絶対的なことは見たこともないだろうしな?」
「つっ・・」
「まあ、ポルナレフが『俺の夢にスタンドは持ち込めない』と言ったが・・・・眠る前にスタンドを出して眠りに入れば・・・」
大鎌でスタンドイメージの混ざり合っている偽物の首を切るデス・サーティーン。
「着ている衣服や義手、寝袋などと同じように夢の中に持ち込めたがね・・・。
だが、お前たちはそのことを知らずに眠りに入った、花京院も知らずに気絶させられてしまったしなあ、なあ?ポルナレフ」
「つっ、くっそ・・・」
「つまり!この『死神13(デス・サーティーン)』が他のスタンドに出会うことは決してない・・・、そしてスタンドはスタンドでしか倒せない。だから必ず勝つのは俺ということだ」
デス・サーティーンは勝ち誇った笑みを零す。