第18話 死神13~デス・サーティーン~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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そして・・・・時間は過ぎ、全員が就寝した時だ。
「!?」
ポルナレフは目を開けた。
「ここは・・・」
里美たちも気づいたようである。
「なーんでわしら遊園地なんかで馬鹿みたいにシュラフで寝とるんだ?」
「思い出した!!」
ガバッ勢いよくポルナレフが起き出した。
「こ、ここは・・・夢の中だ・・・それも恐ろしい悪夢の世界なんだ」
「なあ~~んだ、夢か。それじゃあゴロゴロしようっと・・・」
「俺と同じリアクションするな―――――!!」
息遣いが荒いポルナレフ。
「里美!ジュナ!イシズ!お前らも起きろ!!」
急いで全員を起こす。
「いいか?花京院の言っていたことは本当だッ!『BABY』『STAND』、ここはやつの術中だッ!」
「どういうこと?」
「あの赤ん坊がスタンド使いなんだよッ、信じられねーし、信じたくないことだがなッ」
「じゃあ・・・花京院くんが飛行機の中で暴れたのも、朝に絶叫を上げて飛び起きたのも・・・」
「ああ、全部この悪夢のせいだ・・・はっ!そういえば花京院はどこだ?!奴に俺は謝らなければッ!」
そう言って自分たちのいた回るティーカップのマシーンから飛び降りるポルナレフ。
承太郎たちも続いて降り始める。
〈ククク・・・もうお前たちを起こすものは誰もいない、俺の『死神13(デス・サーティーン)』の世界から逃れることはできないということだ・・・ウケケ!
いよいよ、始末してやるぜ・・・・ケケケ〉
器用に匙を使いながらベビーフードを食べる赤ん坊、マニッシュ・ボーイ。
「でも、ポルナレフ。どうして起きた時に話してくれなかったの?」
「っ・・・それが、目を醒ますと夢の詳細は一切覚えていなかったんだッ!
ちくしょうッ!花京院は腕に文字を刻んでまで俺たちに伝えようとしてくれていたってえいうのによッ・・・」
悔しそうに壁を叩くポルナレフ。
「俺は奴を気絶させちまった・・・、もう既にこの世界に来ているはずだ!早くッ、早く奴を探し出さなくては!」
その時だ・・。
「!」
「ポルナレフ、そ、その髪型はどうした!?デッサンが狂ったか・・・!?」
「え!?」
なんとポルナレフのセットされていた髪がいつもより高さが上がっている、上に伸びているのだ。
「おおおおおおお~~~~ッ!?」
髪はそのまま伸びたかと思うと幾本にも裂け、ポルナレフの後方に巻き付いた。
そしてポルナレフはそれに引っ張られるように後ろへ引き連れる。
「うわああ!!」
「ポルナレフ!?」
ジャラリ・・・
「!?」
それだけではなかった、承太郎の制服の鎖が伸び、長くなった。
「な、何ッ!?鎖が長くッ・・・」
「きゃあぁッ」
長くなった鎖は承太郎と里美の体を一緒にグルグル巻きに固定してしまった。
「うおっ!」
2人ではバランスが取れず倒れてしまう。
「つっ!?今度は何なのよ!!」
「ヘアゴムが・・・」
イシズのヘアゴムが大きくなり、ジュナとイシズを背中合わせにはめてしまう。
「い、痛いッ・・・」
「締め付けられるッ・・・」
「ポルナレフ!承太郎!里美!ジュナ!イシズ!」
それぞれが身動きがとることが出来なくさせられている。
「つっ!」
ジョセフも自身に違和感を感じる。
「わ、わしの義手がっ!」
左手の義手が大きくなり重くなる。
「HOLY SHIT!」
ケケケケケケッ―――――
ワハハハハハッ―――――
周囲にある郵便ポスト、植物、機材などが笑い出す。