第2話 星の痣
名前変換
この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「怖かったでしょ?もう大丈夫よ!」
「おい、アマ!今、大事な話をしてるんだ。すっこんでろ」
「ダメよ、承太郎!女の子は大事にしなきゃ!!
それに今のはあなたが守ってあげるところでしょ?まったく、そんなんじゃ愛想つかされちゃうわよ!!」
「愛想って、何のことですか?」
目の前であまりにも早く進んでいる展開にポカンとしていた里美がようやく話した。
「え?だって承太郎の彼女でしょう?」
「なっ!?」
「!」
「「違う(います)!!」」
―――――――――
「あら、いやだわ、私ったら!!
フフフ・・・、承太郎が珍しく女の子を連れてきたから彼女かと思っちゃったわ!!」
時刻は過ぎ、夕食前の居間。
「あり得ません、失礼な言い方になるかと思いますけど・・・私、空条くんみたいなワイルド系は苦手なんです」
「俺もお前みたいな臆病女は好みじゃねぇ」
「ムッ!(怒)」
「まあまあ、喧嘩しないで。それより、里美ちゃん。遅くなってしまったけど、大丈夫?」
「あ、大丈夫です。ここからちょっと離れてますけど、歩いて帰れます」
「でも、こんなに暗いんじゃ危ないわ。お家に連絡して迎えに来てもらったほうがいいわよ」
「それが・・・今、うちには誰もいないんです」
「え?でも、もう七時よ?もしかして共働きなの?」
「いいえ、あの・・・・。
私、両親がいないんですよ。事故で亡くなって、今は父方のおばあちゃんと暮らしてるんですけど、そのおばあちゃんも今、入院してて・・・・」
言いにくそうに言うと、その場が静まり返った。
「ってことは、いつもお家には一人で?」
「・・・そういうことに・・なりますね・・」
ガシッ!!
ホリィが里美の両肩を掴んだ。
「危険よ!!危険すぎるわ!!里美ちゃん!!」
「は、はい?」
「いい?今日は泊まっていきなさい!!
こんな暗い中、女の子一人歩いて帰るなんて危険すぎるわ!!おまけにお家に帰っても一人なんて!!
あ、そうだわ!!おばあ様が退院するまでうちにいたらいいわ!!」
「え・・?え・・?」
「里美ちゃん、今日からしばらくうちにいなさい!良いわねっ!」
「は、はいっ!!」
「君のお母さん・・・怒らせると怖いな、承太郎」
「・・・・・」
「しかし、これで彼女をここに足止めする理由ができた」
「全く自分の娘ながら敵わんわい」
自分たちではあんなに苦労したのにいともあっさりと彼女をここに留まらせてしまったホリィに男性陣は複雑な気持ちである。
「はあ・・・やれやれだぜ」
続く