第17話 太陽~サン~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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双眼鏡でスター・プラチナを通して見てみる承太郎。
「どうだ?どこか不審なものは・・・?」
「いや・・・・見えない、何もない・・・」
承太郎の目に不審なものは見えなかった。
「でも何か妙です・・・何か・・・」
「ああ」
「しかし暑いな・・見ろよ、気温が50度もあるぜ」
「ジュナ、被りなさい。女の子にとって日焼けは天敵よ」
ジュナにフードをつけるイシズ。
「はい、里美もよ」
「ありがとうございます」
「うむ、砂漠での気温じゃからな。今の時間が1番暑い・・・ん?」
懐中時計を見たジョセフが不自然さに気づく。
「お前たち!腕時計を見ろ、今何時だ!?」
「何だよジジイ、いきなり」
「いいから確認せんか!」
そう言われて腕時計をしている者は全員確認する。
「!?」
「8時・・・」
「ジジイ!」
「お前たちもか・・・うっかりしていたが、どういうことだ。午後8時を過ぎているのに何故、太陽が沈まないッ!」
すると太陽がみるみる昇り始めた。
「沈まないどころか昇ってる!」
「それに温度計がいきなり60度に上がったぞ!」
「ま、まさか・・・」
「あの太陽がッ・・・」
スタンド――――ッ!
「なんてこった!ここは砂漠のど真ん中だ!」
「みんな、とにかく岩場に隠れるんじゃ!」
全員、ラクダから降りて岩場に隠れる。
「あのスタンド、1日・・・いや一晩中俺たちを蒸し照らして茹蛸状態にするつもりか?」
「いいや、そんなに時間は必要ない・・・サウナ風呂でも30分以上入るのは危険とされている」
7人は汗だくになりながら考える。
「くそっ!気温が70度にも上がったぞ!それにあの太陽のスタンド、遠いのか近いのか・・・・距離感が全くわからねーぜ!」
「どうやって闘うんだ!」
「手っ取り早いのは本体をブチのめすことだが――――」
「でも、私たち以外誰も見当たらないわ!」
「だが、どこかにいるはずじゃ・・・・近くにいる。敵は何らかの方法で我々の近く潜み、追跡しているはずじゃ」
「だがよ、パキスタンで出会ったラバーズのように遠くから操作できる奴かもしれねーだろ?」
「それは考えられん!
力の弱いスタンドなら遠隔操作ができる・・・だが、この『太陽(サン)』のエネルギーは今、体験している通り!本体は絶対近くにいるはずじゃっ!」
しかしいまいち解決方法が見つからない。
そうこうしているうちに気温がどんどん上がっていく、そしてサソリや草が蒸発したり、しおれ始め、さらには倒れるラクダまで出てきた。
「うっ・・・」
「ジュナ!?」
暑さにジュナも意識が朦朧としてきている。
「つっ!じっとしていても仕方がないッ!
僕のハイエロファント・グリーンで探りを入れてみる!」
「花京院ッ!」
「敵スタンドの位置をみるだけです、どの程度の距離にいるのかわかれば・・・本体がどこにいるのかわかるかもしれない!」
ハイエロファント・グリーンを飛ばす花京院。
「20m・・・40m・・・60m・・・80m・・・100・・・つっ!?」
太陽が動き出した。
「何かヤバい!花京院!ハイエロファント・グリーンを戻せ!!」
「なにか仕掛けてくるぞ!」
「っ!その前にエメラルド・スプラッ・・・ぐふっ!?」
「花京院ッ!!」
『太陽(サン)』の攻撃を受けて倒れる花京院。
「光線・・・レーザーみたいに攻撃してきたわ!」
しかも今の攻撃でラクダもやられてしまう。
「うおおおお!!野郎!!」
シルバー・チャリオッツで攻撃を弾くポルナレフ。