第17話 太陽~サン~
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この小説の夢小説設定ジョジョの奇妙な冒険連載夢小説です、第3部からのスタートです。
詳しくは『設定・注意書き』をお読みください。
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ダンを倒した承太郎たちはカラチから船で無事ペルシャ湾からアラブ首長国連邦のアブダビへ向かうジョースター一行。
高級車を購入後、ポルナレフの運転でサウジアラビアへ向かう。
「しかしたまげたな、この国はァ~~~!どの家もこの家も全部豪邸だらけじゃねーか。
花が咲き乱れて、一軒としてみずぼらしい家はねーぜ」
「うむ、東京なら30億、40億しそうな家ばかりだ。
しかし、これがこの国の普通の人々の暮らし振りらしい・・・・、ほんの20年前までは砂漠だったのが石油ショックによる莫大な利益のせいで夢のような都市に成長したのだ」
「・・・・・・」
すると花京院がキョロキョロしているのにジュナが気づく。
「どうしたの?典明・・・?」
「え?うん・・・なんだか、誰かに尾行されているような気がするんだよ」
「あ?こんな見晴らしのいい場所だぜ?
追手がいればわかるだろーぜ」
「ここのところ立て続けに襲われているから少し過敏になっているだけじゃない?花京院くん」
「僕もそうは思いたいんですが・・・でもつい誰かに見られている気がして振り返ってしまうんです」
「まあ、リラックスよ、リラックス。今から気を張り過ぎても疲れちゃうわよ」
「・・・ええ、そうですね。イシズさん」
「そうよ、肩の力を抜いて・・・ね?
ところでジョースターさん、これからのルートとしてはどのように考えているのかしら?」
「うむ、わしが考えたのは砂漠を横断する方法じゃ」
地図を広げるジョセフ。
「ここから北西へ100㎞のところにヤプリーンという村がある。
砂漠と岩山があるので道路がぐるっと回り込んでいる。
よって車だと2日はかかってしまうらしい、だから村の住民はセスナ機を使って移動するということだ」
「なるほど、でもセスナ機を借りるとこをまではいいとしても誰が操縦するの?」
「わしじゃ、今まではスタンド使いの攻撃で犠牲が出たり、墜落することを警戒して飛行機は避けていたがセスナならわしが操縦できる。
何かあったときはお前たちが守ってくれ」
「わかったわ」
「生涯3度も飛行機で落ちた男と一緒にセスナなんかあんまり乗りたくはねーな」
「「「え?」」」
承太郎の言葉に不安の声を漏らすジュナ、イシズ、ポルナレフ。
「里美ちゃん、ホントに?」
「『3度』っていうのはちょっとわからないけど・・・確かに日本からエジプトに向かう飛行機は墜落しました・・・」
「「「・・・・・」」」
「ああっ!で、でもスタンド使いの追手が来ていて落ちたことだったんで不可抗力ってこともありますから!!」
「・・・そうね、確か、タワー・オブ・グレイが邪魔しに行ったって聞いたわ。
なら、仕方ないかもね・・・・・」
無理に納得したイシズ。
「それで、ジョースターさん。セスナ機での横断はいいとしてもここの砂漠はどうするの?
ヤプリーンの村へ入る前にここに砂漠があるわ、これは車で行くの?」
「いいや、時間短縮のためこの砂漠はラクダで横断する。1日もあれば平気じゃろう」
「ら、ラクダ!?ちょ、ちょっと待ってくれよ!ジョースターさん、ラクダなんか乗ったことないぜ!?」
「フッフッフッ!任せろ!
わしはよく知っている、教えてやるよ。リラックスした気分で安心しておれ!」
すーごく不安・・・
一同の心の声・・・・