第18話 機能回復訓練
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この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
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「う~ん・・・私の場合、呼吸を体得した後にそこから師匠と鍛錬していたからね。
そして狭霧山は空気の薄い場所だったから、自然と全集中の呼吸を常にすることを覚えていたのかもしれない。
それに波流門陰陽術の修行で元々反射神経は敏感になっていたしね」
「そうなんですね・・・」
「じゃあ、霧香さん!」
「ん?」
振り向くと三人娘があるものを持って来ていた。
「「「これも割ってみてください!」」」
そこには人間の子供くらいの大きさの瓢箪が・・・。
「でかっ!?」
炭治郎と同じことを言葉に出して言ってしまった。
「・・・・これも肺活量で割るの?」
「「「はい!」」」
〈誰?この訓練考えた人・・・〉
恐ろしいと思う霧香。
「「「是非、割ってみてください!」」」
グイグイと引っ張ってくる三人娘。
「・・・・・」
縁側の上に立って等身大の瓢箪の蓋を開ける霧香。
「じゃあ・・・」
スウウゥゥゥ―――・・・・
「つっっ―――・・・!」
ビシビシッ・・・ボカアアァァン!!
「・・・・・」
「「「わああっ!!」」」
「ふう~~~・・・・」
足下にバラバラになった等身大の瓢箪。
「「「すごい!すごい!」」」
〈嘘・・・、できてる、できてるよ・・・〉
三人娘と炭治郎の温度差が激しい。
「「「霧香さん!」」」
「な、何?」
「「「是非、訓練に参加してみてください!!」」」
――――――――――――――――
「神崎アオイです、よろしくお願いいたします」
「・・・・・」
またあれよあれよという間に連れてこられてしまった。
「今から反射神経の訓練をします、薬湯の入った湯呑を掴んで相手にかけるんです。
でも湯呑を相手に上から抑えられたらかけることはできません」
「はあ・・・」
目の前には薬湯がたくさん入った湯呑がたくさん並べられている。
「・・・・・」
そして自分の相手は禰豆子を斬ろうとしたあの少女隊員。
彼女は栗花落カナヲというらしい、花柱の継子で表情を表には出さないが才能豊かな人材だそうだ。
「では・・・はじめ!」
スッ・・・
「!」
カナヲが動く。
パシッ!
「・・・・」
「・・・・」
カナヲが掴む湯呑を上から抑える。
「!」
「「「おっ!」」」
スッ、パシッ、スッ、パシッ――
スッ、パシッ、スッ、パシッ――
二人は湯呑は掴んでは防ぎ、掴んでは防ぎを繰り返す。
〈ついていってる!?初めてなのに!?〉
炭治郎も唖然。