間章・富岡義勇
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この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
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「すまなかった・・・謝るからもう泣き止んでくれ」
「無理ですっ・・・だって、富岡さんが・・・富岡さんがっ・・・」
「うっ・・・」
「グズッ・・グズッ・・・」
人気がないのがせめてもの救いなのだろうが、そろそろ泣き止んでくれなければ困る。
「私だって・・・大事な人にっ・・・先に逝かれた気持ちはわかりますっ・・・でも、心はいつも一緒だから・・・っ。
目的は一緒だからっ・・・その人ができなかったことを・・・精一杯やろうって・・・それだけをっ・・・」
「ああ、そうだな」
トントンと背中を叩く義勇。
「俺もしっかり繋ぐ、錆兎ができなかったことやりたかったこと・・・無惨を倒した後にな」
「・・・・・っ」
だんだん収まってきたのか微かに鼻をすするだけになった。
「ならいいです・・・でも、殴ったことは謝りませんから・・・」
「ああ、構わない」
義勇が少し笑ったのを見て霧香も鼻がまだ赤いまま微笑んだ。
「炭治郎、遅れてしまったが俺も稽古に・・・・」
「義勇さん、霧香さん、仲直りの印にざるそば食べませんか?」
〈〈何で??〉〉
炭治郎の中で――・・・
兄弟弟子間での喧嘩(霧香が義勇を殴った)
↓
反射的に殴ってしまったため姉弟子号泣(後ろ側からはそう見えた)
↓
負傷させられた側でも義勇さん優しいから慰めてる。
けど義勇さん寡黙だし、あんまり女の人と話しなさそうだから困ってる。
↓
なら、気晴らしに何かすればぎこちなさがなくなるはず!
↓
最悪自分が間に入っていろいろ話せば乗ってくれる(多分)
↓
二人とも仲直りする(和解)
という考えに至ったらしい・・・。
その後、三人でそば屋に行き義勇と炭治郎はざるそば、霧香はざるうどんを頼み、いつしか早食い勝負になっていたという。
ちなみに最初にギブアップしたのは炭治郎だった(霧香と義勇は同じぐらい食べてもまだ平気だった)
続く