第59話 鋼の鬼・百合若
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この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
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「もうじき香炉家と鬼殺隊の救護班が来ます、私たちは炭治郎くんと霧香たちの方へ向かいましょう」
「ええ!本体を見つけ出さなきゃならないしね!」
鉄珍を寝かせると下にいる鍛冶師たちに叫ぶ蜜璃。
「ごめんなさい!私たち、鬼の本体を倒さなくちゃいけないんです!
もうじき助けが来ますので鉄珍様や負傷者の方々をお願いします!!」
「はい!わかりました!」
「お気をつけて!」
こちらに軽傷の者たちが集まったのを見届けて三人はまた駆け出した。
「それにしてもあなたの使役鬼すごいのね!大きいし、逞しいし、強い!!」
「そうですね~、百合若には小さいころからお世話になってるんですよ~」
「そうなの!仲が良いのね!ときめいちゃう!!」
「・・・・・」
キャッキャッとはしゃいでいる二人と無言でついて行く鬼一体、何とも奇妙な光景である。
「でもこう見えて百合若は甘いものが大好きなんですよ~」
「そうなの!?きゃーっ!!可愛い!!」
「・・・・っ」
ふいに自分の好みまで話されて若干気恥ずかしい百合若。
百合若は鬼とはいえ、人肉を食していた期間が短かったため獣肉の他に甘味も食べれる。
「じゃあ今度私の屋敷に来て!美味しい甘味でも食べましょう!!」
「いいですね~!機会があれば是非お伺いしたいです~!」
「いいの?やったあ~!!嬉しい!!百合若さん好きなお菓子教えてね!たくさん用意しておくからね!!」
「・・・・・」
「うふふ、照れてる~(笑)」
「いや~ん!!可愛い!!」
「・・・・・・(汗)」
主人と柱にいじられて(?)そろそろ限界な百合若、『早く鬼の本体が見つからないかな』と心の中で思っていた。
続く