第49話 恋柱様からの衝撃告白
名前変換
この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
詳しくは設定、注意書きをお読みください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そ、そうだね・・・二人はどうする?」
アカリと琴乃を見る霧香。
「私たちは一度、工房に行くわ。アイツと琴乃が鉢合わせするとまた面倒なことになりそうだし」
箸を置いたアカリが琴乃の腕を引いて部屋を出て行ってしまった。
「じゃあ、私たちはおにぎりを握ってもらいに行きましょうか」
蜜璃と一緒に台所に寄り、おにぎりを貰って、さっそく玄弥のところに向かった。
「あれは朝敵、征伐せよとの~、錦の御旗じゃ知らないか~、トコトンヤレ、トンヤレナ♪」
禰豆子の手を引いて歌を歌う蜜璃の後ろをついて行く霧香と炭治郎。
「甘露寺さんは、何故、鬼殺隊に入ったんですか?」
唐突に炭治郎が聞いた。
「ん?私?」
聞かれた蜜璃は何やらモジモジしている。
「恥ずかしいな~///え~、どうしよう、聞いちゃう?///」
「「?」」
『そんなに恥ずかしい考えなのか?』と逆にどんな理由なのか気になってしまう炭治郎と霧香。
「あのね・・・実は、添い遂げる殿方を見つけるためなの!!」
「「・・・・・」」
蜜璃の答えに固まる二人、しかし本人は『言っちゃった!キャ――ッ!』とはしゃいでいる。
「やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ?女の子なら!守ってほしいもの!
わかる?この気持ち、男の子には難しいかな~?」
そこで蜜璃は霧香に目を向ける。
「あなたは分かるわよね!この気持ち!」
「へ?」
「だって添い遂げる殿方を見つけたじゃない!煉獄さんって強いし!かっこいいし!一緒にいて楽しいし、頼れるもの!」
「あ、あの・・・何の話を・・・?」
「え?煉獄さんと婚約したんでしょ?」
蜜璃の言葉に炭治郎の目が『これでもか』というくらい見開かれた。
「あの・・・甘露寺様、何故・・・そのことを・・・・?」
「煉獄さんから聞いたわ!他の柱やお館様はもうご存知よ!」
杏寿郎さんっ・・・(泣)
どうやら幸福感があまりにも大きく我慢ができなかったのだろう、杏寿郎は他の柱や輝哉には報告してしまったようだ。
〈煉獄さんと霧香さんが婚約・・・〉
炭治郎の頭の中にはそのことがグルグル回っている、しかし二人がそういう間柄なのであれば鍔のことも納得がいく。
「とってもお似合いだと思うわ!婚礼の日が今から楽しみね~!
日取りが決まったら教えてね!私、絶対に行くから!!」
「か、甘露寺様!その話は後でしましょうっ!///今は玄弥くんのおにぎりが優先ですから!///」
「あらっ!私ったら!」
テヘッと笑いながら歩き出す蜜璃。
「霧香さん」
「ん?」
「俺にも後で詳しく聞かせてください」
「う・・・うん・・・」
炭治郎の顔が真顔過ぎて怖かった。
その後、玄弥の部屋には行ったものの彼は部屋にはおらず、結局おにぎりは自分たちで食べることになりそうだった。
「甘露寺様」
そこへ隠が来た、甘露寺の日輪刀が研ぎ終わるとのことで最終調整をお願いしたいとのこと・・・。