第4話 華陽隊
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この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
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「霧香、鬼殺隊へ入隊した祝いだ」
海野家の屋敷に戻った後、晴哉は羽織を霧香に差し出した。
「これは・・・」
「私たち兄姉からお前へ贈る、私たちの気持ちと一緒に悪鬼の討伐に励んでほしい」
五大呪術家は『鬼狩り』と認められた者に羽織を贈る習慣があった、羽織を持たない者は『未熟者』としてより修練に励むためである。
そのため五大呪術家の五家の当主たちは羽織を贈る者は厳正に選抜する。
今回は鬼殺隊に入隊を果たした霧香、琴乃、アカリに贈ることに決めたそうだ。
「この模様は?」
「『雪華紋(せっかもん)』だ。
この模様はな、古来より豊穣の兆しとして喜ばれた紋でもある。『生命を育む』水の力を持つお前に相応しいと思って入れさせた」
「兄さん・・・」
「霧香、鉄斎殿が言った通り、己に自信を持て、いいな?」
「はい!」
翌日から早速羽織に袖を通した霧香、琴乃とアカリに合流すると二人も当主にもらったであろう家名の『巴』と『工字繋』の羽織を着用している。
今日から鬼殺隊の剣士としての日々が始まる。
おまけ終わり