第2話 最終選別
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この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
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「お話は済みましたか?」
「「!」」
黒い髪の女童は何事もなかったかのように話しかけてくる。
「では、あちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ」
玉のように丸い鋼がいくつも乗った卓の前に七人は案内される。
「鬼を滅殺し、己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです」
〈選ぶ・・・・〉
自分の前にある玉鋼を見る霧香。
「私はこれにするわ」
〈早ッ!〉←あと六人
すぐに玉鋼を掴んだアカリを見てびっくりしている一同。
「何よ?あなたも五大呪術家の人間なら五感を使いなさいよ」
隣りにいたのですぐにバチッと目が合った霧香を睨んでいるアカリ。
〈五感・・・〉
目を閉じた霧香。
音を聞く、臭いをきく・・・
『っ・・・!』
『~~~!』
玉鋼だろうか・・・声が聞こえる・・・
玉鋼の外見はみんな同じなのにそれぞれ意志があるように匂いが違う。
「じゃあ、私はこれ」
琴乃だ、彼女も自分に合う玉鋼を選んだようだ。
『こっち・・・』
〈!〉
『こっち、こっち・・・』
呼んでる声がする・・・
目を開けると声はまだ聞こえる、臭いも消えていない、そして一つの玉鋼が光っている。
〈あれが私を呼んだの?〉
霧香はその玉鋼に手を伸ばす。
『ここ・・・ここだよ』
「お決まりになりましたか?」
女童が霧香の元に来る。
「うん・・・私はこの玉鋼で刀を造ってもらうよ」
――――――――――――――――
「そうか・・・八人も生き残ったのかい、優秀だね、また私の剣士(子供たち)が増えた。
―――――――どんな剣士になるのかな」
その頃――、さる屋敷では、とある人物が鎹鴉から最終選別の結果を聞いていた。
続く