間章 父談義
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この小説の夢小説設定鬼滅の刃のIFストーリー(もちろん二次創作)
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「わかった・・・俺もお前が考えなしに動くことはしないと思っている。
少しずつでいいから相手の娘と距離を詰めていきなさい」
「はい!」
「それで、ゆくゆくはその娘を『自分の嫁に迎えたい』ということでいいんだな?」
「はい!」
「わかった、健闘を祈る。何か変化があったら知らせてくれ・・・俺からの話は以上だ」
「ありがとうございます!父上!」
愼寿郎としてはいきなり聞かされた息子の求婚話に驚きはしたが、一方的に迫っているという様子はなさそうなので長い目で見ることにした。
「父上、お帰りさないませ!」
「ああ、千寿郎・・・ただいま戻った」
「何の話をしていたのですか?」
「杏寿郎が求婚したそうだ」
「え?」
千寿郎も初耳だったようだ。
「兄上、求婚相手はもしや・・・」
「ああ!霧香だ!」
「っ!////(すっごい嬉しそう)」
千寿郎が杏寿郎の腕を掴む。
「兄上!僕も霧香さんに『義姉上』になってもらいたいですっ!」
「うむっ!千寿郎もそう思うか!」
「はい!」
千寿郎も珍しく食い気味である。
「僕、霧香さんのお世話頑張ります!機能回復訓練の間も通います!」
「うむ!よろしく頼むぞ!千寿郎!」
「・・・・・」
『霧香を煉獄の嫁に迎えよう!』会が煉獄兄弟の間で確立した瞬間だった。
そして『息子たちはここまで異性に対して積極的だっただろうか?』と疑問を持つのと同時にやり過ぎないか少々不安になる愼寿郎だった。
続く