それを恋と読んでいた〜見えない気持ち〜
スラムダンク
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仁美は仙道に気がつくと、狭い店内を仙道に向かって歩き出す。
仙道の側まで来ると、満面の笑みを浮かべる。
仙道は仁美のこの表情が1番好きだった。
仁美の手を取り、2人で店の外に出る。
「いよいよ決勝リーグだな。」
「‥はい。」
泣いても笑っても全国へ行けるのは2校だけだ。
もちろん仙道も仁美もその一校は陵南だと信じて疑っていない。
沈黙が続く。
仙道が何を思っているのか、言って欲しかった。
仁美は仙道の気持ちが見えなかった。
だから不安になる。
側に居るのに、いつでも置いていかれそうだ。
仁美は足を止めて仙道を振り向かせる。
仙道は仁美の思惑通り、足を止めて仁美の方を見る。
「先輩の気持ちが見えないです。」
仁美がそう言うと、仙道は驚いた様な顔をした。
その顔を見て、仁美は仙道の手を離す。
ー結果がどうなろうが、先輩が好きです。
言葉は出なかった。
それでも仙道には伝わってほしいと仁美は望む。
「‥俺は仁美が好きだ。」
仁美を真っ直ぐ見ながら仙道は言う。
その言葉に安心した顔を見せる。
「本当に仁美は想像出来てるの?流川が‥湘北が負ける結果を。」
仙道の側まで来ると、満面の笑みを浮かべる。
仙道は仁美のこの表情が1番好きだった。
仁美の手を取り、2人で店の外に出る。
「いよいよ決勝リーグだな。」
「‥はい。」
泣いても笑っても全国へ行けるのは2校だけだ。
もちろん仙道も仁美もその一校は陵南だと信じて疑っていない。
沈黙が続く。
仙道が何を思っているのか、言って欲しかった。
仁美は仙道の気持ちが見えなかった。
だから不安になる。
側に居るのに、いつでも置いていかれそうだ。
仁美は足を止めて仙道を振り向かせる。
仙道は仁美の思惑通り、足を止めて仁美の方を見る。
「先輩の気持ちが見えないです。」
仁美がそう言うと、仙道は驚いた様な顔をした。
その顔を見て、仁美は仙道の手を離す。
ー結果がどうなろうが、先輩が好きです。
言葉は出なかった。
それでも仙道には伝わってほしいと仁美は望む。
「‥俺は仁美が好きだ。」
仁美を真っ直ぐ見ながら仙道は言う。
その言葉に安心した顔を見せる。
「本当に仁美は想像出来てるの?流川が‥湘北が負ける結果を。」