それを恋と読んでいた〜ずっと〜
スラムダンク
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陵南高校のある駅に着くと、私は急いでホームの階段を上がった。
改札を出て、階段を降りようとしたら、駆け上がってくる先輩が見えた。
私は思わず止まって先輩を見た。
先輩も私に気が付いて、階段を上がるのをやめた。
ずっと走ってきたのだろうか、先輩の息はかなり上がっている。
しばらく見つめあって、もう気持ちが限界で私は先輩に伝えかけた。
「ずっと‥。」
「ずっと好きだった!」
私の声に被せて先輩が言った。
先輩の言葉を理解した瞬間、涙が流れた。
私も伝えたい事がある。
その場に倒れそうになるのを堪えて、私は先輩に向かって走った。
先輩はそんな私を受け止めてくれて、私は先輩の腕の中に収まる。
先輩は強く抱きしめてくれて、こんな都合のいい展開は夢なんじゃないかと思う位だ。
でも抱きしめる先輩の腕が強くて、少し痛くて、それが現実だと教えてくれた。
「私も‥ずっと好きでした。」
泣き声で上手く言えて無かったかもしれない。
でも、先輩がさらに優しく抱きしめてくれるので、伝わったのだと分かった。
今はこの幸せに包まれていたい。
この後にどんな辛い事が起こっても、この瞬間を思い出して乗り切れるように。
改札を出て、階段を降りようとしたら、駆け上がってくる先輩が見えた。
私は思わず止まって先輩を見た。
先輩も私に気が付いて、階段を上がるのをやめた。
ずっと走ってきたのだろうか、先輩の息はかなり上がっている。
しばらく見つめあって、もう気持ちが限界で私は先輩に伝えかけた。
「ずっと‥。」
「ずっと好きだった!」
私の声に被せて先輩が言った。
先輩の言葉を理解した瞬間、涙が流れた。
私も伝えたい事がある。
その場に倒れそうになるのを堪えて、私は先輩に向かって走った。
先輩はそんな私を受け止めてくれて、私は先輩の腕の中に収まる。
先輩は強く抱きしめてくれて、こんな都合のいい展開は夢なんじゃないかと思う位だ。
でも抱きしめる先輩の腕が強くて、少し痛くて、それが現実だと教えてくれた。
「私も‥ずっと好きでした。」
泣き声で上手く言えて無かったかもしれない。
でも、先輩がさらに優しく抱きしめてくれるので、伝わったのだと分かった。
今はこの幸せに包まれていたい。
この後にどんな辛い事が起こっても、この瞬間を思い出して乗り切れるように。