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ダイアナお兄様。誕生日について色々考えていて、気づいたことがあるの。
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ダイアナ
私には二つの誕生日があるんだわ。
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悪魔さん
二つ？
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ダイアナ
ええ。
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ダイアナ
ひとつは人間として、パパママの元に生まれた日。
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ダイアナ
もうひとつは、お兄様に助けられて使い魔になった日。
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ダイアナ
つまり、一年に2回もお祝いしてもらえるのよ！
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悪魔さん
なるほど。
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ダイアナ
まあ、お祝いというのは冗談だけれど……
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悪魔さん
冗談に聞こえなかったな。
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ダイアナ
お兄様には本当に感謝しているの。私が生きていられるのは、お兄様のおかげだもの。
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悪魔さん
感謝なんていいさ。
俺は俺のしたいようにしただけだ。 -
ダイアナ
そういうところも大好きよ、お兄様！
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