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ダイアナきゃあ！
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ダイアナ
お兄様、天使様、助けて！
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悪魔さん
なんだ、どうした……
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悪魔さん
ああ、虫か。
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ダイアナ
ああ、虫か
じゃないわ！
このタイプの虫は本当にダメなの……。 -
悪魔さん
お前が大きな声を出すから怯えてるじゃないか。
可哀想に。 -
天使サマ
私が外に出してあげよう。
さあ、おいで。
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ダイアナ
やっぱり二人とも頼りになるわ……。
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悪魔さん
俺たち悪魔は、下等生物と人間が呼ぶような生き物を使役するからな。
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悪魔さん
それこそ虫だって魔性の眷属だ。
嫌がったりなんてしないさ。 -
天使サマ
お前は、人間以外の動物には基本的に優しいものね。
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悪魔さん
まあな。
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悪魔さん
天使サマはもちろん天使だから、全ての生命に愛情を注いでいるわけだ。
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天使サマ
そういうことだね。
だから私には、人間が言う「害虫」という概念が理解できないんだ。
お前がさっき言った「下等生物」という言葉も、同様にね。
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