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〜これは天使と悪魔が初めて出会った記念日の、ふたりのやりとりです。〜
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悪魔さん・4周年紅茶をどうぞ、天使サマ。
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天使サマ・4周年
ありがとう、ラブ。

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天使サマ・4周年
お前が淹れてくれるお茶は、本当に美味しいな。何かコツが?

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悪魔さん・4周年喜ぶ天使サマの顔を想像しながら淹れること、かな。
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天使サマ・4周年
ふふっ。
それじゃあ私は今度、お前にコーヒーを淹れることにするよ。
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悪魔さん・4周年それは楽しみだ。
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天使サマ・4周年
それにしても、お前と初めて出会った時には、こんな風に笑い合ったりできるなんて思ってもみなかったな。

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天使サマ・4周年
時々、こうしていられることが不思議で仕方なくなるんだ。

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悪魔さん・4周年……そうだな。それは、俺もだよ。
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悪魔さん・4周年俺は……あの時、天使サマに少しでも近づきたくて必死だった。
焦がれるばかりだった光に、初めて手を伸ばしたんだ。 -
悪魔さん・4周年あのやり方が正しかったとは思わない。だが、俺にはああするしかなかったし……
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悪魔さん・4周年……結果的には、これ以上ないほど幸せな形に落ち着いた。
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悪魔さん・4周年……こんなに幸せでいいのか、よく疑問に思うよ。
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天使サマ・4周年
…………

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天使サマ・4周年
私たちの愛は、主に許されているんだ。だから、気にしなくていい。

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悪魔さん・4周年天使サマ……。
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天使サマ・4周年
……なんて、少し前の私なら言っていただろうな。

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悪魔さん・4周年…………?
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天使サマ・4周年
お前と会って、色んなことを知った。それまで抱いたことのなかった感情、会うことのなかった魔物たち……。

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天使サマ・4周年
私の世界は変わってゆくし、私自身も、きっと変わっているんだろう。

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天使サマ・4周年
昔とは違う今の私は、こう思うんだ。

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天使サマ・4周年
お前が幸せでいてくれることが私の幸せだ。
だから、お前は幸せでいなくちゃ、だめだ。
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悪魔さん・4周年……天使サマ……。
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悪魔さん・4周年確かに、天使サマは変わった。
……けれども、変わってないな。 -
悪魔さん・4周年芯の強さは。
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悪魔さん・4周年本当に、俺は天使サマのそういうところが大好きだぜ。
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天使サマ・4周年
ありがとう。

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天使サマ・4周年
私も、お前のことが大好きだよ。

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悪魔さん・4周年……ありがとう。
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悪魔さん・4周年俺に幸せを教えてくれて。
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