島の西側にある休火山『ラヴァ火山』麓にある火山性の温泉。古くから湯治が盛んで、小規模ながら温泉街の街並みが楽しめる。中央には河川が流れ、朱色の橋が架かる。島民たちも利用しており、星剣学院隊士との交流の場にもなっている。
また、ドーナツバード専用の湯治温泉があり『Candypop/キャンディポップ』が取り仕切る。杜の長も往診や湯の説明にきており、隊士たちとその愛鳥に囲まれている姿をよく見掛ける。ドーナツバード専用の湯治温泉であり、一緒に入浴できる訳ではないので注意。

温泉は源泉かけ流し。泉質は様々な効能を持つ単純温泉、二酸化炭素泉、美肌効果が期待できる炭酸水素塩泉、ラジウム泉、打たせ湯、ジェットバス、サウナが屋内に。洗い場は仕切られており、隣からは見えない仕様になっている。シャンプー、コンディショナー、ボディ＆フェイスソープ完備。※シャワーは真水循環式。
屋外には独特な香りがある硫化水素泉、単純温泉、岩盤浴、打たせ湯がある。まろみ湯と呼ばれる湯舟は文字通りまるい形をした１人専用(泉質は単純温泉)の湯舟で、ドーナツバードに因んで名づけられた。
特に屋外温泉は、近くにドーナツバードの森があることから昼間はドーナツバードたちの囀りがよく聞こえ、よく晴れた夜は満点の星空を堪能でき、転地効果が期待できる。
温泉内に愛鳥は連れていけないため、ドーナツバード専用の湯治温泉施設に預けるか、ドーナツバードの森で放鳥しても良い。ドーナツバードは元々知能が高い鳥のため、個体差があるとは言え余程頭が弱くなければ、飼い主の声や覚えさせた音、あるいはにおいで帰ってくるので安心できる。

自動ドアを抜けると両手側にシューズロッカーがあるためそこでスリッパに履き替え広い施設内へ入ることができる。右手側にある受付カウンターで受付を済ませるとバスタオルとフェイスタオルを貸してくれる(貴重品や荷物があれば預かってもらえる)。正面階段をあがると珈琲牛乳などが購入できるショップ、自販機、マッサージチェア、和室の広間が広がる。
１階には受付カウンター以外に、リラクゼーションサロン『RIRAKU』があり、島民たちによるマッサージ、エステを受けられる。基本的には予約制だが稀に飛び込みでも施術を受けられる(※星夜様に認められた一部の特別な女性以外は島に入ることはできないため、全て男性スタッフとなります)。また、『ミニキッチン・ラヴァ』では軽食を食べることができる。

“湯”の暖簾がかかった先の通路を進むとスライド式の扉があり、そこを抜けると脱衣所が姿を見せる。給水設備も整っている他、脱衣所には様々なところに扇風機が設置され、涼むことができる。
洗面台が並ぶ部屋には化粧水、乳液、ドライヤー、コームを完備。
年中無休で営業しているだけでなく、島民、星剣学院の隊士のニーズに合わせて24時間営業というところも魅力的で人気がある。