傀儡のお父さん

  • チヨバアにガキを押し付けられた。

  • 曰く大事な娘だから育児放棄はするでないぞと念を押された。大事だというのであればオレなんぞに押し付けずに自分で面倒見りゃいいだろと言い返すもお前と違ってわしゃやる事がいっぱいあるんじゃとバッサリ切り捨てられた。何がやる事だ、既に隠居した身で馬鹿げた事を抜かしてやがる。どうせ朝からジジイと共に釣りに出かけるだけだろうが。

  • 昔から進んで面倒事を引き受けるくせに後始末はみんなオレの役目だ…ちっ忌々しい。
    目の前で大人しく座るガキに視線を送るとじっと反らす事なくこちらを見つめている。どこぞの知らねぇガキの面倒をなんでオレが見なきゃなんねぇんだ、めんどくせぇ。

  • サソリ

    いいかガキ、オレの手を煩わせるんじゃねぇ…わかったな

  • 青子

    …わずら?

  • サソリ

    迷惑かけんな

  • 青子

    わかった

  • ピシっと右腕を上げて元気よく返事をする。…ガキってのは返事だけはいっちょまえなんだ。あぁ、先が思いやられる。今後の事を思うと溜息が漏れる。傀儡の身だというのに頭痛も起こしそうだ。だいたいいつまで面倒見るのかもわかんねぇなんて…なんて嫌がらせだ。

  • 青子

    おじさん誰?

  • サソリ

    …オレはサソリだ、二度とんなふざけた呼び方すんなよ

  • 青子

    私は青子、4歳です!

  • サソリ

    てめぇなんざガキで十分だ

  • 青子

    ………

  • サソリ

    あ?何だ文句でもあるのか?

  • 青子

    …サソリ、おしっこ

  • サソリ

    !…クソガキ、漏らしたらタダじゃおかねぇ!

  • くそっ、言ったそばから煩わせやがって!なんでオレがこんな事しなきゃなんねぇんだ!!ババア覚えてろよ!
    小娘を小脇に抱えてお手洗いまでダッシュする。きっと今までの人生の中で1、2を争うくらいの素早さであっただろう。…平穏だった日常を返してくれ。

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